FC大阪は、ここまで5勝1分2敗で首位に立つ。しかし、大嶽 直人監督は「まだまだリーグは前半戦。大切なのは、最後にいまの場所にいること」と話し、選手たちには攻守においてさらにアグレッシブなプレーを求めている。その思いに応えるべく、選手たちは前節・北九州戦でも前半から果敢に攻め、シュート11本、CK14本と北九州を圧倒。しかし、相手GKの好セーブに阻まれてなかなか得点を奪えず、逆にカウンターで得点を奪われてしまった。試合を通して内容は悪くなかっただけに、良い試合をモノにするための決定力がチームの課題。今節は八戸に在籍経験のあるFW島田 拓海のゴールに期待を寄せたい。
一方の八戸は、前節・栃木SC戦で1-0の勝利。立ち上がりからイージーなミスが続いてリズムに乗れず、なかなか攻撃の形を作り出せなかったが、稲積 大介が左足で放った豪快なシュートが勝負を決めた。得点後には守備陣の奮闘もあり、相手にボールを握られながらも完封。今節も前への圧力を掛けてくるFC大阪に対し、粘り強く戦いたいところだ。
Jリーグにおける過去の対戦成績は、1勝2分1敗と互角。昨季の前回対戦時も1-1とお互いに譲らなかった。FC大阪が連敗を阻止して上位の力を見せつけるのか、八戸が上昇気流を引き寄せる勝ちを奪うのか、勝負の行方に注目したい。
[ 文:上田 朋美 ]
