早川 知伸監督も「選手は素晴らしく、最後までファイトしてくれた。この難しい環境下でも最後までハードワークができて、集中して(失点)ゼロで抑えられた。チームにとってすごく大きな勝利になった」と納得の表情を浮かべる。
2ゴールを挙げた田中 想来の充実ぶりもさることながら、GKの好パフォーマンスにも注目したい。大内 一生は随所にビッグセーブを見せただけでなく、飛び出しや横からのボールに対しても好判断を見せ、リーグ戦3試合ぶりのクリーンシートに貢献した。
松本と鹿児島、両チームともGKが古巣対決となりそうだ。鹿児島の守護神・藤嶋 栄介は2017年に松本でプレー。当時は天皇杯1試合の出場にとどまったものの、そのフランクなキャラクターはチーム内外で愛された。出場すれば、2021年の山形時代以来4年ぶりの“凱旋”となる。
そして大内 一生にとっても鹿児島は、2023年に在籍した古巣。当時はJ3で6試合の出場にとどまっており、「個人的には悔しい思いをしたところなので、その意味では見返したい」と力を込める。
[ 文:大枝 令 ]
