この状況に対して、石﨑 信弘監督は「わしは長い監督人生を送っているけど、何かが懸かっている終盤戦はこうなるのよ。なので、楽しんで見ていてほしい。ピリピリする試合を」と、笑顔で“石﨑節”を発揮するなど、気負っている様子はない。それでも讃岐戦に向けては、「自分たちは昇格に向けてのプレッシャーもあるし、相手は降格を阻止するために必死になってくる。その状況でどれだけ平常心を持ってやれるかが大事になる。今節で勝てば昇格が決まる(※引き分けでも昇格決定)ので、たくさんの人に昇格が決まる瞬間を観に来てほしい」と、勝利だけを見据えている。
前節の結果を受けて、首位・栃木Cと2位・八戸は勝点、そして得失点差も並んだ。残り2試合、優勝を果たすためには勝利を挙げることはもちろん、得失点も重要なカギとなる。まずは無類の強さを誇るホームで昇格を決めて、アウェイで迎える最終節に勢いを持って向かいたい。
一方の讃岐は前節、昇格争いをしている3位・鹿児島と対戦。スコアレスドローに持ち込み、J3残留に向けて貴重な勝点1を手にした。残り2試合で20位・沼津との勝点差は『4』に。最終節に控える沼津との直接対決の前に、勝利を収めて残留を手中に収めたいところだ。
[ 文:夏目 二郎 ]
