Jリーグ百年構想 芝生の学校応援企画
神戸市立 道場幼稚園
わたしたちの芝生校庭自慢
本園は、園庭全面に芝生が広がり、“芝生の幼稚園”として広く知られています。長年にわたる、保護者・地域・教職員の尽力で今日に至っています。地域の人々の誇りでもあります。
昭和53年園舎新改築の際、市の予算で芝生化し、以降の維持管理はPTAが中心に行っています。PTAが年間作業計画を作成し、管理しています。主な作業は、芝刈(5月〜10月頃まで。夏場は2回)、除草(草の生え具合により、その都度行う)、肥料(休日前に施肥、肥料散布後、肥料を地面に落とすため、水やりを丁寧にする)、目土入れ(梅雨に入る前にする。年数回)、エアレーション(数年に1回)、水やり(芝生の乾き具合を毎日点検、夏場は約3日ごとにスプリンクラーで全面に水がいきわたるようにする)、発芽切り(数年に1回)などです。たくさんの人々の協力を得て、丹精込めて芝生を育てています。
今年度は「芝生の園庭を生かした園生活」〜育てよう しなやかな心と体〜という目標を持ち、教育を推進しています。裸足になってかけっこをしたり、竹馬や竹ポックリをしたり、子供たちは元気いっぱいです。
子供たちが一番好きなことは、芝生の山からころがって遊ぶことです。(築山も全面芝生です)。どこまでころがっても、体をぶつけることもなく、安心してころがることができます。開放感を味わいながら、いろいろなことにチャレンジし、遊びを工夫し楽しんでいます。四季を通して、芝生の園庭と密接な生活をしています。小鳥が芝生のミミズを取りに来たり、モグラが長いトンネルを作っていたり、様々な自然の営みにも触れることができ、豊かな感性も育んでいけるように願っています。
また、未就園児を対象に、「なかよし広場」(親子で登園し、保育活動に参加)を毎月2、3回実施しています。園区外からも毎回多数の参加があり、芝生の園庭で伸び伸び遊んでいます。毎週水曜日は園庭を開放しています。
芝生の緑を守り、今後も園に集う子どもたち、地域の人々に安心と潤いを与えてくれるよう、すばらしい教育環境としての役目を果たしていきたいと思っています。
校庭芝生化に関するアンケート
| 芝生校庭完成時期 | 昭和53年12月 |
|---|---|
| 芝草の種類 | 高麗芝 |
| 芝生面の広さ(m²) | 校庭:1,500m² / 芝生面:1,500m² |
| 芝生化にかかった費用 | 運用費100,000円 |
| 芝生校庭完成時におこなった セレモニー |
園舎改築と共に完成し、施工記念式典を実施 |
| 芝生化のメリット/課題 | (メリット) 土踏まずの形成率が、全国の平均よりも高い。 戸外遊びが多く、体力作りに効果が上がっている (課題) 芝生管理の専門的知識・技術を有する人材の確保 教職員が維持管理の全ての役割を果たすことは不可能 機械、器具、用具の購入、肥料代やメンテナンスに費用を要する |







































