Jリーグ百年構想 芝生の学校応援企画
磐田市立 岩田小学校
わたしたちの芝生校庭自慢
芝生化に至る経緯
磐田市では、平成16年度よりスポーツのまちづくり基本計画の中で、「市内小中学校のグラウンドの芝生化」を進めています。この計画のねらいは、芝生化に伴い、スポーツや外遊びを活性化すること、砂埃の飛散防止、ヒートアイランド現象の緩和、憩いの場の提供などにありました。一方、本校では、学校の特色づくりとして、縦割りグループによる集団遊び(学年の枠を外し、全校児童を10グループに分けての活動)・体力作り・一輪車遊びに取り組んでいることや2つのグラウンドを有するという恵まれた学校環境にもありましたので、グラウンドの芝生化に積極的に取り組むことになりました。
学校の取り組み
- 学校として芝生化を進めるという方針決定後、学校協議会の中でも取り上げ、生じるであろう課題やその解決策等について話し合い、理解を図りました。
- 学校だより等で、芝生化の計画を紹介したり、芝生広場の名称や芝生開きで行いたいイベントなどを児童・保護者から募集したりしました。
- 芝生は、3期に分けて夏芝が植えられ、最終的には約1500m²の芝生広場が完成しました。 その間、特にたいへんだったことが雑草取りでした。全校草取りを実施したこともありましたが、日常的には、職員や児童によるボランティア活動として草取りを行ってきました。水掛けは、一日に2回程度、スプリンクラーで行いました。
9月12日に、ジュビロ磐田のサテライト選手を招き、模範演技を見たり、PK合戦を行ったり、ミニゲームをしたりして完成を祝いました。そして、児童がネーミングした「岩っ子広場」の有効活用が始まりました。また、岩っ子広場での遊びが始まった際、遊びグッズとして「Gボール(バランスボール)」「ハドミントン」「布製フリスビー」等を用意しました。このことも、児童の芝生遊びをより活性化させたと考えています。児童や校長先生のコメントを紹介します。
[児童]
- 裸足で走った時の芝生の感触が、とても気持ちいい。
- 転んでも全然痛くないので、遊ぶことが本当に楽しい。
- 芝生に大の字で寝ころんでみると、ほんわかして心が落ち着く。少しまぶしいけれど空の広さにびっくりしたし、ゆったりと流れる雲を見ることが好きになりました。
- Gボール遊びが大好きです。ボールから転がり落ちても痛くないし、体が弾むのも気持ちいいです。
[校長]
「子どもたちが、けがを恐れずの伸び伸びと遊んでいる様子を見て、芝生化に踏み切って良かったと、改めて感じています。この岩っ子広場(芝生広場)と土のグラウンドの2面を存分に使えて、岩っ子121名は、とても幸せだと思います。今後、維持管理は、大きな課題ですが、保護者の皆さんのお力をお借りしながら、大切に使っていきたいと考えています。」





















































