Jリーグ百年構想 芝生の学校応援企画
三重県鈴鹿市 宣真学園第2さくら幼稚園
わたしたちの芝生校庭自慢
昭和48年(1973年)開園した第二さくら幼稚園。芝生化第一期工事に入ったのは、1994年10月。当時、園児数500名を超える状態でしたが、運動会の会場に近隣の稲生高等学校をお借りする状態でした。幼稚園園庭から団地内道路をはさんだ土地が購入可能となり造成および芝生化に取り組みました。土地を2分している水路敷地150坪を市から購入して7,000m2全面の芝生化が完成したのが1996年10月です。
幼稚園では、音楽・絵画・体育活動を中心に「完成豊かなたくましいこども」を目指した教育活動を繰り広げてきましたが、特に1983年に後藤光雄が就職して、「子ども達の体育遊びは、楽しくダイナミックなものとなりました。芝生のグラウンドが完成して園児の幼稚園生活に変化と楽しさを与えてくれています。芝生をはだしで走り回ったり、転げまわった記憶が、足の裏、身体、心にいつまでも残って欲しいと思います。
野外で遊ぶ機会の減った子ども達の為に小学生対象のスポーツによる体力作りの場を提供する「スポーツクラブ」を実施してきました。活動内容は幼稚園のホールや園庭(芝生グラウンド)を利用してマット・跳び箱・ウレタンマットなどをフルに利用した体操的な運動や、ボールを使う運動、サッカー等を行い、冬にはスキー教室を行ったりと幅広く活動してきています。小学校のサッカー少年団に加入しながら「スポーツクラブ」に通う子どももおり、「宣真さくらスポーツクラブ」で参加したキヤノンカップで、アメリカ遠征に過去2名が選ばれた実績もあります。 現在小学1年生から6年生まで合計200名(女子38名を含む)が土曜日の9:30から11:30までの2時間、室内の巧緻性を養うトレーニングと芝生でのサッカートレーニングを楽しみに集まってきています。また、水曜日の15:00〜17:00の2時間は、小学2年生〜6年生80名ほどが集まり芝生でのサッカートレーニングを行っています。
芝生の管理は、幼稚園職員が水撒(スプリンクラー)・肥料散布・芝刈り(乗用リールモア)・害虫・雑草駆除の薬剤散布・目土散布までを行い、コアリング・エアレーション・オーバーシード(2003年に実施)等は、業者にお願いしています。芝生の状態に応じた対処法など専門家と綿密に相談できるお付き合いがあるから維持できていると思いますが、使用に際して、同じ場所ばかり使わないなどの気配りもしています。
一期工事
二期工事
スポーツクラブ 家族の集い
スポーツクラブ 小学生のミニゲーム
幼稚園 年長児 裸足で「あー、楽しかった!」
校庭全景 左
校庭全景 右
校庭芝生化に関するアンケート
| 芝生校庭完成時期 | 1996年10月10日 |
|---|---|
| 芝草の種類 | ティフトン419他 |
| 芝生面の広さ(m²) | 校庭:11,547m² / 芝生面:7,000m² |
| 芝生化にかかった費用 | 芝生化費用 約5,000,000円 運営費 50〜100万円 |
| 芝生校庭完成時に おこなったセレモニー |
特に行わなかった 第2期工事完了が1996年10月で翌年夏ごろ、全面使用可能となり、10月の運動会を開催したのがPTAへの初お披露目でした。 |
| 芝生化のメリット/課題 | (メリット)
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