Jリーグ百年構想 芝生の学校応援企画
東京都練馬区立 中村小学校
わたしたちの芝生校庭自慢
中村小学校西武池袋線中村橋駅と西武新宿線都立家政駅の中間にある、落ち着いた住宅街に囲まれています。現在、児童数870名。当分の間、年間約50〜80名程度の児童数増加が見込まれています。地域町会との結びつきの強さと、帰国や外国籍の児童数が区内で最も多いことからくる国際色の豊かさを、学校の特色としてきました。今年度は、開校60周年を迎えます。
芝生校庭平成15・16年度に、「おやじの会」を母体とする「中村小の校庭を芝生にする会」がカンパとボランティアで校庭の一部を保護者が中心となって芝生化(野芝)を実施しました。さらに、平成17年度には区の緑化事業推進ということもあり、都の助成金を受け、校庭のほぼ全面(バスケットコート2面分を残す)にあたる3,200m²を芝生化、都内小学校最大規模の芝生校庭が実現しました。10月3日から工事に入り、平成18年3月13日にオープン。ペレニアルライグラス・トールフェスク・ケンタッキーブルーグラスの冬芝3種混合でスタートし、平成19年7月に夏芝混合に踏み切ったところです。
メンテナンス区が契約した委託業者とともに地域と保護者による芝生支援組織「中村小グリーンキーパーズ」が中心となってメンテナンスにあたっています。月に一回の芝生定例会議には、練馬区(施設課と公園緑地課)・造園業者・学校代表(校長・副校長・教員2名)・校庭利用団体代表者(少年サッカー・少年野球・高齢者ゲートボール・父親ソフトボール・少女テニス・学童クラブ)・グリーンキーパーズが参加して、芝生の状況を確認しあい、翌月のメンテナンスの計画や利用の約束やイベントの確認などを行っています。
児童の教育活動平成18年度は校内研究テーマを「芝生で楽しく、芝生となかよく、〜芝生校庭を生かした教育活動の創造〜」と設定し、全教職員が一丸となって芝生と取り組みました。教員組織の中にも芝生主任を中心とする芝生部を作り、芝生管理・記録・児童実態調査・生活指導等を行うとともに、芝生を生かした教育活動を模索しました。生活科・総合・体育・道徳等の研究授業とともに、委員会活動や特別活動での取り組みを進め、これらが芝生校庭とのかかわりの基礎となりました。
広報活動*グリーンキーパーズ発行「なかしば通信」:全保護者対象
メンテナンス予定・芝生やイベントの情報
*学校便り「芝生ニュース」コーナー(H17.6月〜):全保護者と地域町会(350部)
児童の活動の様子・学校の取り組み・芝生定例会の報告・お知らせとお願い
*グリーンキーパーズホームページ:www.shibafu.jp
子供達が考えた芝生キャラクター

校庭芝生化に関するアンケート
| 芝生校庭完成時期 | 2006年 3月13日芝生開き |
|---|---|
| 芝草の種類 | 初期導入:ペレニアルライグラス・トールフェスクケンタッキーブルーグラス・冬芝3種混合 2007年7月:ティフトン419 導入 |
| 芝生面の広さ(m²) | 校庭:5,100m² / 芝生面:3,200m² |
| 芝生化のきっかけ | 本文中(芝生校庭) |
| 施工方法 | 播種 |
| 芝生の手入れ方法 | 本文中(メンテナンス) |
| 芝生化してよかったこと | 気持ちがよい・きれい・環境によい・転がれる・けがの種類が変わった・ほこりが立たないなど |
| 芝生化の課題、 芝生維持で困っていること |
使用頻度が多いため、最大の課題はやはりメンテナンスである。今後、児童数の増加に伴う維持管理体制と現在の体制を次につなげることが大切である。 |
| 芝生化、芝生維持の課題を どのように克服しているか? |
正確な情報の発信に努め、楽しいイベントなどを通じて芝生のよさに触れてもらい、地域の財産として位置づけられるようにしていく。 |
芝生開き
始業式
組体操ピラミッド
はだしで遊ぶ
養生シートかけメンテ
水撒きメンテ





































