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【J2:第32節 柏 vs 山形 レポート】3度目の正直!今季2敗している山形に、ホーム日立台で先制点を獲り勝利した柏。(06.08.07)

8月6日(日) 2006 J2リーグ戦 第32節
柏 2 - 1 山形 (19:04/柏/9,739人)
得点者:'17 オウンゴ−ル(柏)、'45 レアンドロ(山形)、'53 小林亮(柏)
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柏が勝利した試合のフィナーレとも言うべき「レイソル劇場」の勝利ダンスをとくとご覧あれ!とばかりに、90分の戦いを終えた柏イレブンとサポーターが一丸となっての「レッツゴー柏」の大合唱。今季一度も勝利できていなかった山形からようやく勝点3を奪えた柏がスタジアム中のサポーターをスタンディングオベーションにして試合後の風景をもみせつけた。

「引いて守備を固めてカウンターで」と迫る、苦手な相手とされる山形から勝点3を奪うために石崎監督の何かしらの気分転換、サプライズがあるだろうとサポーターの期待も高まっていた今節。第26節の横浜FC戦(7/8@柏)で「相手のはっきりした3つのラインに対して、がっぷり組むのは面白くないので(石崎監督)」と3バック(この時のリベロはDF落合)で試合をスタートさせた様に、『同じ相手に3回も負けるわけにはいかない』というメッセージを選手に強く伝えるかの如く、今節は「今週に入ってから練習していたので問題なかった」というDF小林祐三を右に、左にDF岡山、そしてDF大谷をリベロにという、久々の3バックで挑んだ石崎レイソル。

練習試合も含めると山形に3回も敗戦を喫している今季の柏。前線は「2トップで使ってみたかった(石崎監督)」というFW李忠成とFW鈴木達也の2人に「真ん中で使ったほうが彼の良さが出る(石崎監督)」と攻撃の起点であるMFディエゴをトップ下におき、現在得点ランキング3位で柏相手にも得点をあげている山形のFWレアンドロとの2トップのスピード対策として、サイドは両ウィングで山形よりワイドに中盤をおく3−5−2で90分間通して主張し続けた。

『まず先制点を取ること』と臨んだ前半立ち上がり。これは、前節の神戸戦で「前半何も出来なかった(山形:樋口監督)」と課題を残したドローに終わった山形にも言える共通意識で、両チームがスピードとパワフルな攻防でスタートした展開だったが、『先制点』をモノにしたのは柏のほうだった。記録こそオウンゴールとなったが、前半17分、MF平山のFKにゴール前で、DF岡山がヘディングで合わせ、柏が前半を有利に進めた。

一方の山形は、2戦連続スタメン入りを果たしたDF前田を右に、左にDF内山、DF小原、DFレオナルドの4バック。ダブルボランチと右サイドにMF臼井、左にMF本橋の中盤。2トップには第6節(vs草津@群馬)以来のスタメンで前々節(vs鳥栖@鳥栖)で初ゴールをあげたFW氏原が左のレアンドロと組んだ布陣。

「セカンドボールを拾えずに、うちのリズムを作れなかった」と樋口監督も振返ったが、「前半はラインが下がりすぎてしまった(MF渡辺)」。しかし後半1分にも満たない一瞬に、中央FW氏原からのパスを受けたDF前田のクロスにぴたりとヘディングであわせ同点弾を決めたのはやはりFWレアンドロ。これで山形は後半アグレッシブさを取り戻す。

前半1本、後半10本というシュート数が(柏は前半6本、後半2本)山形が終盤押し込んでいたことを物語っているが、「強い相手に追いかける展開はきつかった(MF渡辺)」か、後半8分「ディエゴがいい所にボールをくれたので足を出すだけだった」とヒーローインタビューで答えたDF小林亮が、右足でするどいシュートを放ち、柏が見事な追加点。今日は同点に追いつかれて振り出しに戻っても「慌てずに盛り返した(石崎監督)」。先制点をとった柏が、心から臨んでいた山形からの勝利で、これまでの借りを返した熱い1戦となった。柏はこれでホームで10戦負けなしとなった。

DFながら8得点している岡山の久々のゴール!は夢に消えたが、その得点数に1及ばず「今日の僕はダメです。FWは点を取らないと」と直向きにゴールを狙うFW李忠成。そして開幕当初のプレッシングサッカーを思い出させる動きのポイントとなるFW鈴木達也。この2トップがさらに連係を強め、これに「出場出来たら無失点にしていきたい」とトップの出場チャンスを貪欲に狙うDF石川らの若い活躍を加えて、続く第3クールの夏バテと「下位チームに弱い」という評を吹き飛ばし、首位・柏の戦いを引っ張ってくれる期待を強めた収穫の大きい試合となった。

以上

2006.08.07 Reported by 脇本カオル
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