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【J2:第44節 草津 vs 鳥栖 レポート】草津、鳥栖ともに決定力を欠き、スコアレスドロー。足りないものは「ゴール」だ(06.10.14)

10月14日(土) 2006 J2リーグ戦 第44節
草津 0 - 0 鳥栖 (14:04/群馬陸/2,362人)
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試合終了後のピッチ上には、両チームの選手が互いの健闘を称え合うシーンが見られた。90分間の戦いを終えた上でのスコアレスドロー。確かに中盤での攻防は見ていて面白かったし、草津にしては決して悪いゲームではなかった。しかし、何かが足りない。それは、紛れもなくゴールだ。
この日の草津は、鳥栖の中盤からの攻撃を潰すために4バック、3ボランチの布陣。対する鳥栖は藤田、山口が2トップを張る4‐4‐2の基本布陣。ゲームは予想通り鳥栖がボールを支配し、草津がカウンターでチャンスをうかがうといった展開で序盤が進んでいく。そして28分、決定的なシーンが鳥栖に生まれる。鳥栖は素早い展開から尹が右サイドを突破し、ゴール前へ絶妙なクロス。ボールはファーサイドから駆け込んだ山口のヘッドによってゴールへと吸い込まれたが、ゴール前で鳥栖の選手にファールがあったためノーゴールの判定。完全に守備網を崩されていた草津にとっては「命拾い」となった。結果的には、このシュートが今ゲームで唯一、ゴールネットを『揺らした』場面となってしまった。

後半に入って、草津は両サイドが高い位置でプレスに参加。50分には島田のクロスを受けた高田が振り向きざまにシュートを狙うと、52分には佐田がミドルを放つ。「後半に入って修正ができた」(植木監督)草津は、55分の鳥栖・藤田が迎えた決定機も高木がストップしリズムに乗りかけたが、あと一歩が届かない。ゲーム終盤は両チームともゴール付近に迫るものの、歓喜のシーンは最後まで訪れることはなかった。「勝ちゲームだっただけに残念だ。決定力不足に尽きる」(鳥栖・松本監督)。「内容のあるゲームではあったが、フィニッシュの仕事ができなかった」(草津・植木監督)。両監督の表情はともに冴えなかった。
草津相手に痛いドローとなった鳥栖だが、今季草津から移籍していった山口が約1年ぶりとなる敷島公園県営陸上競技場で、草津サポーターを驚かせるようなパフォーマンスを魅せてくれた。スタンドからの大ブーイングも自らの力に変えていたようだった。「ザスパはだんだんとまとまってきているし、簡単には勝てないと思っていた。引き分けという結果でもおかしくない」という山口のコメントからは古巣への愛情が感じられた。

12位草津にとって、5位鳥栖との対戦で獲た「勝点1」は悲観すべき結果ではない。島田、櫻田らが絡んだ中盤のパス回しには高い可能性を感じさせた。ただ、草津は前回のホーム戦でも湘南相手にスコアレスドロー。1対1のドローに終わった前々回のホーム山形戦でのゴールは、開始1分に高田が奪ったもの。草津はホームでトータル269分もの間、得点を挙げていない。
今季の草津が目指すのは、守り抜くサッカーなのか、それとも攻め勝つサッカーなのか。その答えは言うまでもない。「勝点を失わない戦いではなく、もっと攻めるサッカーをしたい。守っているだけではチームとして成長していかない。今日の結果で守れることはわかった、次はどう攻めるかだ」と島田。サポーターはその言葉について行くはずだ。草津は今、多少のリスクを負ってでも次のステップへ足を踏み出さなければいけないだろう。草津のホーム敷島を燃え上がらせるのは、ゴールでしかない。


以上

2006.10.14 Reported by 伊藤寿学
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