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【ヤマザキナビスコカップ 大分 vs 広島】プレビュー:リーグ再開に向け勢いを付けたい大分と、予選突破のために負けられない広島。互いの思惑は異なるが、勝ちたい気持ちが勝点3のカギ(09.06.02)

6月3日(水)ヤマザキナビスコカップ 大分 vs 広島(19:30KICK OFF/大分
★ヤマザキナビスコカップ特集チケット情報
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「困難を乗り越えることができる。自信がある」
5月 31日のサポーターズカンファレンスで、進退問題が出ていたシャムスカ監督の続投が決まり、強い口調で決意を語った指揮官に迷いはない。
 大分はクラブ初のタイトルをもたらしたシャムスカ監督指揮の下、今季をスタートさせたが、これまで公式戦14試合連続で白星がなく、リーグ戦は10連敗と惨憺たる状況だった。ただ、ここ最近のヤマザキナビスコカップ2試合は引き分けながら内容は良く、チーム状態は上向いている。前節の横浜FM戦ではロスタイムで追いつかれたものの、2点先行されながらも3点取り返す粘り強い戦いを見せており、上昇気流に乗りつつある。
 連敗中は生気のなかった指揮官の顔が、ここにきて精悍さを取り戻し、“シャムスカ・マジック”と呼ばれた選手起用、采配が的中しているのも明るい兆しだ。前節では、今季初先発で起用した小手川宏基がJ初ゴールを記録し、途中出場した前田俊介が2ゴールを挙げた。約6カ月ぶりに復帰した深谷友基を投入すると、持ち前のハードワークと強いメンタルでチームを活気づけ、流れを変えた。今節は先週からチーム練習に戻り、抜群のキレを見せているウェズレイのベンチ入りが濃厚で、徐々に戦力が整いつつある。
05、07シーズンもドン底の状態から、“奇跡を呼んだ采配”で見事チームを残留に導いた指揮官。2カ月半ぶりの白星を狙いつつ、リーグ再開に向け、緻密な采配で驚きを与えてくれそうだ。

 一方の広島は、ペドロヴィッチ監督が提唱する攻撃サッカーが浸透。前節の大宮戦ではヤマザキナビスコカップ最大得点差タイとなる7得点を挙げ大勝。こういう大味な試合の後は余韻が残り雑な試合となるが、指揮官に浮かれた様子はない。試合後には「大量点で勝った試合の後は危険なもの。我々はまだチームとしてでき上がっているわけではない。この快勝によって間違った方向に行かないように、地に足をつけてハードワークをしないといけない」と語っている。
今節は槙野智章とストヤノフが代表に招集され、疲労が蓄積している佐藤寿人、柏木陽介ら前線の選手を入れ替える可能性が高い。ただ、ユース出身の高柳一誠、岡本知剛、横竹翔など、これまで出場機会に恵まれなかった選手の調子が上向いており、主力選手と遜色ない働きをしそうだ。「ナビスコカップはもちろん、どの大会でも一番上を目差している」と青山敏弘が語ったように、今の広島はチーム全体で上を見ている。

 そういう意味でも今回の一戦は、広島にとって予選突破を大きく引き寄せる大事な試合。大分としても、決勝トーナメント進出の可能性はあるが、それ以上にリーグ戦で勢いを取り戻すため負けられない試合となる。お互いの思惑が真っ向からぶつかり合い、ハードな展開の試合が繰り広げられそうだ。

以上


2009.06.02 Reported by 柚野真也
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