第3クール初戦となった35節の岡山戦。熊本は1-2で敗れ、順位も15位に後退しました。開幕当初から取り組んできたパスサッカーは、攻撃においては一定の進歩を遂げているものの、最近は失点の多さが響いてなかなか勝点を積み上げる事ができていません。
しかし、それらの失点も、よく言われる“崩された形”ではないことも確かで、その点は見ている私たちにとっては救いでもあります。…なのですが、だからこそ、ちょっとしたところの修正で防げた(防げる)のではないかという思いがあるのも事実。選手たちのメンタル、フィジカル、スキル等、様々な要素はありますが、小さな事でもきっかけになって上向けば、という期待があります。
そんな中、26日のトレーニングが行われた大津町運動公園球技場には、かつて帝京高校の監督を務めた古沼貞雄さんの姿がありました。
古沼さんといえば、北野誠監督の高校時代の恩師。同じく高校時代の教え子である平岡和徳監督率いる大津高校の指導のために熊本にいらっしゃる機会は多いようで、これまでにも何度か練習を見に来られていたことがありますが、最近の不振が気になったのかもしれません。
練習後、いつになく真剣な表情を浮かべ、直立不動の姿勢で古沼さんの話を傾聴する北野監督の姿を見ていると、いつまで経っても師弟関係は変わらないんだなぁと改めて感じました。
どんな話だったのか北野監督に聞いてみると、(もちろん、ほんの一部にすぎませんが)こんなことをおっしゃったそうです。
「5対5のポゼッションなんかはどこのチームでもやってるし悪くないんだけど、結局は105m×68mのピッチでやることなんだから、11人でやることを考えなさいって言われました」
さすが、夏冬合わせて9回の全国制覇を成し遂げた名将の言葉には、なんだか深みがあります。
親にとっては自分の子供がいくつになっても子供なのと同じように、指導者にとっての教え子は、Jリーグチームの監督になろうが、いつまで経っても教え子。ましてや、帝京高校のOBでJクラブの監督に就任した初のケースとなれば、他の教え子以上に気になるのでしょう。
勝って監督に恩返しを――。北野監督の胸の内にも、その思いはあるのかもしれません。
以上
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2009.08.26 Reported by 井芹貴志
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