8月29日(土)J1 第24節 神戸 vs 浦和(19:00KICK OFF/ホムスタ)
スカパー!生中継 Ch180 18:50〜(解説:水沼貴史、実況:田中雄介、プレーヤー解説:和多田充寿、リポーター:林智美)
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対照的なチーム状況にあるチーム同士の対決。三浦俊也監督の就任後、2勝1分。和田昌裕前監督のラスト采配となった20節の柏戦を含めると4戦負けなしと上り調子にある神戸と、リーグ戦では6連敗、カップ戦を含めると公式戦7連敗中の浦和だ。そうした『結果』に見る現在のチーム状況がそのまま今節の戦いにも見て取れるのか。あるいは、連敗を浦和が食い止め、復調のきっかけにするのか。尚、今節、浦和はチームの攻守の要であるMFポンテとDF闘莉王が出場停止。浦和では絶大なる存在感を示す2人の欠場がどう響くのかも見どころの1つになるだろう。
監督就任後、「まずは守備の建て直しを」と守備の再建を目指した三浦新監督のもと、神戸は『堅守』を取り戻す中で、安定した戦いを続けている。これにはDF河本裕之、DF北本久仁衛という高さのあるセンターバックを中心としたDFラインのみならず、ダブルボランチを預かるDF宮本恒靖、MF金南一の存在が大きい。「ボランチの2人のところで実際に相手の攻撃を潰してもらっていることも多いし、それだけではなく、直接ボールに絡まなくてもパスコースを消したり、潰しにくいところでしっかり身体を張ってくれたり。その分後ろも守りやすい」とは北本の言葉だが、実際、ここ数試合に見る堅守は、前線からしっかりとプレッシャーをかけ、最終ラインまで不用意にボールを入れさせることなく守り切れていることが、攻撃に、ゴールに、『勝ち』に、繋がっている印象が強い。
今節でもまずはその守備の部分が徹底できるかが、ポイントの1つ。先に書いた通り今節の浦和は攻撃の要であるMFポンテこそ出場停止になるものの「チーム最多の10ゴールを挙げているFWエジミウソンは得点もポストプレーも得意だし、中盤も2列目の選手がどんどん飛び出して攻撃に絡んでくる。そこへのケアを徹底しなければいけない」とはMFボッティ。実際、MF梅崎司やMF原口元気ら縦に速いドリブルで仕掛けられる選手たちの存在は、浦和の攻撃を間違いなく加速させる存在であり、ポンテやケガで離脱中のMF山田直輝の欠場によって他の選手がチャンスを得ることで、見方によっては、単調になりがちな現在の浦和の攻撃に新たなアクセントをつけるきっかけとなる可能性も高い。そうなれば個のポテンシャルも高いFW高原直泰、エジミウソンがより活きることにも繋がるだろう。
神戸としては、そのように浦和が前線で勢いを示すことのないよう、徹底して浦和の攻撃の芽を摘み取り、かつ攻撃に繋げられるかがカギ。一方、点を獲られなければ負けないのがサッカーだが、点を獲らなければ勝てないのがサッカーでもあることを思えば、『守備』の安定をベースに、2戦連発中のFW大久保嘉人をはじめとする攻撃陣の輝きにも期待したいところ。ここ最近の試合の中でしっかりと取り戻しつつある『自信』を胸に、今季初の3連勝を目指したい。
「今は組織として戦えていることがチームの好調に繋がっている。個々の仕事がはっきりしているし、選手もそれをさぼらずにやれているしね。今節でもそれを続けること。ホームだし、この勢いを繋げて勝ちたい」(大久保)。
「前線からの守備がまずは大事。その上でいかに点を獲るか。2トップになったことでパスコースも増えているし、以前に比べて攻撃に人数をかけられるようにもなっている。これを続けたい」(MF古賀誠史)
余談だが、先日、8月15日より開催されていた「第24回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」において、ヴィッセル神戸ジュニアユースが初優勝を飾った。この結果を受け、この日のハーフタイムにはその優勝報告会と、同大会の優勝により出場権を得た『高円宮杯第21回全日本ユースサッカー選手権(U-15)大会』に向けての壮行会が予定されている。夏の暑い最中、厳しい試合を戦い抜いて頂点に立った後輩たちの奮闘は、間違いなくトップチームで戦う選手たちにとっても大きな刺激になったはず。というより、後輩たちに負けじと90分間しっかりと戦い抜く姿が、きっとこの日のホムスタでも見られるに違いない。
以上
2009.08.28 Reported by 高村美砂



































