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前半の18試合で思うような成績を残せたチーム、そうでなかったチーム様々だが、これからの18試合は、各チームにとってはもちろん、選手たちにとってもサバイバルをかけた戦いとなる。暫定だが前半を終えて5位という過去最高の順位でシーズンを折り返した熊本は、ここからが本当の勝負。いまだ未経験の次なるステップ=昇格争いに向けての本気度と、その資格があるのか否かを試される後半である。
中断期間に浦和から期限付き移籍で加入し、18節の北九州戦で左サイドバックとして初先発、正確なフィードや1対1の強さを見せているDF堤俊輔に加え、前節富山戦では、磐田から移籍のFWカレン・ロバートが早速デビュー。泥臭く押し込む形で先制点を奪った。こうした新戦力がチーム内の競争意識を高め、全体の底上げにつながっているが、前半の課題だった得点力の向上についても、中断期間に取り組んだ成果が現れて再開後の2試合はいずれも複数得点を記録。ゴールに結びつかなかった場面でも、前線の流動性で相手守備陣を崩す形が見られるようになり、熊本はシーズン序盤からすれば変貌を遂げたと言っていい。
しかしながら、第1クールとは違うチームになったという点では草津も同じ。中断前までは最下位に沈んでいたが、中断期間のプレシーズンマッチでは浦和を降し、再開後の2試合も無敗。順位も1つ上げ、巻き返しに向けての準備が整いつつある。その最大の要因が守備の安定だ。前節の鳥栖戦後、「前節(福岡戦)の成果が継続できて、DFが機能してしっかり戦ってくれた」と副島博志監督が話している通り、全体がオーガナイズされた守備は非常にバランスがよく、センターバックの有薗真吾と御厨貴文を中心に固い。鳥栖戦でも中盤で献身的にアプローチをかけていた櫻田和樹が「強く行くだけでなく“深く”というのが浸透している」と話していたが、球際の激しさも特徴。攻撃面でもポゼッションの意識が高まっており、櫻田と松下裕樹、さらに熊林親吾が絡んで前線にボールを供給。前節は出場停止だったFWラフィーニャが戻ることで、組織的な攻撃に個の力も加わる。
そうした点を踏まえ、「ラフィーニャに気を取られすぎて、周りのマークがずれるような、エアポケットみたいなところを作らないように、誰がどうやって埋めるのかを意識した」(高木琢也監督)と、熊本は30日の練習で守備面での対応を再確認している。第1クールの対戦で素晴らしい逆転のロングシュートを決めた福王忠世が「攻撃でつなぐ部分も出せるようになってきたけど、それも守備がしっかりできているから。ゼロで抑えることを意識したい」と話している通り、これまで築いてきた守備を継続することが勝利への最低条件であることは確か。となれば、お互いに守備がベースにあるからこそ、勝敗のポイントはいかにそこを崩せるかということになってくる。
「自分がボールを受ける為だけでなくて、1人1人が運動量を増やして周りを生かす動きがチーム全体でできれば、ゲームを優位に進められる」と西弘則は言う。そうした動きの積み重ねで草津の早いプレッシャーをうまくはがし、攻守の要となっている松下と櫻田の後ろのスペースで、両サイドとボランチを含めた中盤がボールに絡む場面を増やすことができれば、自ずとチャンスは広がるはず。一緒にプレーしている時間はまだ短いが、「お互いに動き回るタイプなので、いろんなギャップができると思う」と話す松橋章太とカレンのコンビネーションにも注目したい。
3位千葉との勝点差は2だが、6位以下との勝点差もさほど開いていないし、22節の直接対決までに勝点差をキープ、あるいは詰めて臨む上でも落とせないシーズン後半のスタート。「久しぶりにKKウイングに戻って試合ができるのも、いいモチベーションになる。内容がどうでもいいわけではないが、サポーターの期待に応えることがいちばんの仕事だと思うし、勝ちにこだわりたい」と高木監督。「第2クールは標的にされる」(福王)というかつてない状況のプレッシャーを快感に転じ、未踏の領域へ足を踏み入れる準備はできている。
以上
2010.07.31 Reported by 井芹貴志




































