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【J2日記】東京V:Pray for early recovery(11.05.30)

第12節・北九州戦で、長期離脱中のGK土肥洋一選手に贈る千羽鶴のための折り鶴を募集したことは、以前のJ2日記でもお伝えしました。そこで集まった鶴で完成した千羽鶴は、なんと9個! その中の1つと、同時に募ったメッセージ入りの巨大幕が、第14節・鳥取戦の前にサポーターから土肥選手に直接手渡されました。

大雨が降りしきる中、観戦に訪れたサポーターの集うゴール裏に土肥選手が姿を現すと、大きな「土肥!!」コールで迎えます。そして、2名のサポーター代表の方から、「早くピッチに帰ってきてください」という言葉とともに、大勢のサポーターの思いが詰まった千羽鶴と、メッセージ入り幕が贈られました。受け取った土肥選手は、トラメガで感謝の言葉を語りました。

現在、土肥選手はリハビリに励む毎日を送っているそうです。「待っています」というサポーターからの言葉は、きっとこれまで以上に復帰への大きなモチベーションを与えてくれるに違いありません。毎試合掲げられるサポーターの横断幕『土肥さんとともにJ1へ』の言葉に込められた思いを、改めて強く感じるセレモニーでした。実現へ向け、チームもますます精進してくれるのではないでしょうか。

ところで、ほかの千羽鶴は、試合会場となった国立競技場・千駄ヶ谷門入口に展示され、大勢の人にお披露目されたほか、試合中のヴェルディのベンチにも掲げられ、土肥選手の早期回復とともにチーム必勝の思いも託されたのでした。

●セレモニー後の土肥洋一選手のコメント
「こんな僕でも、こんなにたくさんの人が必要としてくれているんだと思うと本当にありがたいです。みなさんの昇格への思いは、僕だけではなく選手みんなにもしっかりと伝わっています。
残念ながら、僕が今すぐピッチに立って直接プレーでチームの力にということはできませんが、ピッチの外からヴェルディの試合を観て、僕の経験を通して感じたことを伝えたりすることでヴェルディの力になりたいと思っています。
今回、こんなにたくさんの鶴を折ってくださいましたが、鶴を折るにも折り紙代や、幕にもお金がかかっただろうし、折るため、まとめるための時間もかかったでしょう。貴重な労力を使って僕のためにしてくださったんだと思うと、本当に恐縮です。
その思いに応えるためには、1日も早くピッチに立って、プレーしている姿を見せられるように頑張りたいと思います。本当にありがとうございました」

以上

【J2日記】のバックナンバーはこちら

2011.05.30 Reported by 上岡真里江
(C)上岡真里江

サポーターに挨拶する土肥洋一選手。

(C)上岡真里江

サポーターの代表者からメッセージ入りの幕を手渡された。

(C)上岡真里江

サポーターからの声援に、笑顔を見せる土肥選手。

(C)上岡真里江

国立競技場のコンコースに展示された千羽鶴。

(C)上岡真里江

千羽鶴はヴェルディのベンチにも掲げられていた。

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