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昨年の震災により被害を受けた県立カシマサッカースタジアムが完全復旧して帰ってきた。昨季は応急処置を施し試合が行うことができたものの、落下する危険性のある照明など屋根に取り付けられていた器具をすべて撤去する必要があったため、2階席の一部に仮の形で照明が取り付けられていた。選手たちは「影響はない」と話していたものの、それは応急作業をしてくれた人々への感謝の想いを込めた配慮の部分もあっただろう。しかしながら、だからこそ完全復旧を果たしたこの試合は勝たないといけないと小笠原満男は言う。
「あのとき試合をしていたら多くの人が被害にあっていたと聞いています。スタッフやいろんな人のおかげでここまで来られた。一番の恩返しは勝つことだと思う。その人たちに報いるためにも勝たないといけない」
もし勝利すれば、カシマスタジアムでの通算勝利数が200勝に到達する。300試合での達成はもちろんJリーグ史上初。数々の史上初の記録を打ち立ててきたアントラーズに、またひとつ記録が積み上げられることになる。
「200勝の全部を自分たちが勝ったわけじゃない。ジーコに始まり、ジョルジーニョやいろんな人が積み上げてきた。歴史の重さを感じる」
長きにわたり、鹿島の看板を背負ってきた小笠原だからこそ、感じるものがあるようだった。
ただ、一般のサッカーファンからすれば、それ以上に目が行く要素がこの試合にはある。今季から鹿島に加入したジュニーニョが、9年間を過ごした古巣・川崎フロンターレと初めて対戦することになるからだ。
仙台戦で激しいチャージを受けた影響で、試合前日の全体練習には姿を見せなかったジュニーニョだが、室内で別メニューをこなし、試合への準備を整えていたという。注目の一戦を前にした気持ちに、周囲が懸念するような乱れはないようだ。
「長い間、フロンターレに在籍したのでたくさんの思い出があります。しかし、ピッチの上では別です。プロとしての姿勢を見せたい。私はどの選手と対戦できるから楽しみというように感じることはありません。私が喜びを感じるのはピッチに立てることに対してです。それはどの対戦相手だろうと変わりません」
ブラジル時代にも古巣との対決を経験したことがあるというジュニーニョ。下部組織から所属していたバイーアとは3度対戦し、通算成績は2勝1分。ゴールを決めたこともあるそうだ。
「皆さんの期待に応えられるようにしたいです」
ニヤリと笑った痩身のストライカーは、何度となくプロとしての姿勢を強調した。やるべきことは鹿島を勝利に導くこと。その表情に迷いはなかった。
以上
2012.03.16 Reported by 田中滋
今日の試合
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