3月28日JAPANサッカーカレッジ戦、4月3日の福島ユナイテッド戦とトレーニングゲームが続き、4月17日にもグルージャ盛岡とのトレーニングゲームが予定されている。
キャンプを終えて山形に戻り、公式戦出場を続ける選手と控え選手との実戦のプレー時間が広がっていたが、雪が解けグラウンドが使用できるようになったことで、そうした格差も抑えられそうだ。
とは言え、そこには難しい問題もある。J1に参戦した昨シーズンはリーグ戦の多くが土曜日に行われ、トレーニングゲームは翌日曜日に充てていた。主力選手たちはリーグ戦翌日にリカバリー、翌々日にオフ、トレーニングゲームに出場した選手たちも翌日をオフとし、1週間を同じタイミングでスタートするのが通常だった。
しかし、今シーズンはJ2のリーグ戦はほとんどが日曜日。奥野僚右監督の方針で試合翌日はリカバリーの日を設けずに完全オフ。その分、トレーニング日数を多く取ることにしているが、これまでのところ、トレーニングゲームはオフ明けすぐの火曜日、または水曜日。選手にとっては、「オフ明けの試合というところで、自分のなかでコンディションだったりコントロールがまだ…。今週それが初めてだったので、どんなもんかというのが自分のなかで少し誤ってしまった」(日高慶太)と、週末の試合に照準を合わせながら週中にもトップフォームが要求されるコンディション調整の難しさがある。
また、チーム全体にとっても、「(主力組とサブ組が)別々のトレーニングの流れになっていくので、そこはもったいないなと思いますね」(奥野監督)と難しいマネジメントが要求されている。
サブ組の実戦プレー時間を維持しながら、いかにチーム一体となったトレーニングを続けるか。多くのJ2クラブが直面する問題だが、奥野監督は「一緒に練習することのメリットと、練習試合をすることのメリットと、それもバランスになってきます」としながらも、「二兎追って二兎つかまえられるような知恵を出していきたいですね」と欲張り作戦で乗り切ろうとしている。
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2012.04.04 Reported by 佐藤円




































