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【J2日記】東京V:『巻効果』でチーム全体の本領発揮を期待!(12.05.26)

5月、J2は5節のリーグ戦が組まれていましたが、残念ながら東京Vのホームゲームは13日の岡山戦、わずか1試合のみです。そのため、必然的にJ's GOALに掲載されるプレビュー原稿も東京V担当が執筆するものは1本のみとなってしまいます。
前節の北九州戦に続き、第16節の栃木戦もアウェイゲーム。やむを得ないとはいえ、2週連続で東京V側からの情報が少なくなってしまうのは担当記者として不本意に感じるところです。そこで、東京Vサポーターのみなさまには、このJ2日記を東京Vの第16節プレビュー代わりにしていただけたらと思います。

J2第15節のアウェイ北九州戦で、東京Vは1−5の大勝を収めました。前半17分に得たPKをエース阿部拓馬選手が決めて幸先よく先制した東京Vは、その後も西紀寛選手、深津康太選手、そして再び阿部選手と、効率よく追加点を挙げていきました。その連弾に終止符を打ったのが、巻誠一郎選手でした。ベンチスタートながら後半37分、飯尾一慶選手が入れたゴール前への絶好パスを、右足アウトサイドでゴールに突き刺しました。巻選手といえば、筆者は全身を目一杯駆使したいわゆる“泥臭い”ゴールがトレードマークだという印象を持っているので、この巧みなシュートに思わず「お〜!」と、驚きにも似た感嘆の声をあげてしまったというのが正直なところでした。
後日、そのことを巻選手ご本人に話すと「みんな『らしくない』って言うんですよー」と、ほかの周りの人たちからも意外がられたとのことでした。試合前、最近は試合には勝ってもFWが点を取れていない状況に「やっぱりFWが点を取らないと、なかなかチームが乗っていけないですからね。出たらなんとか取りたいです」と責任感と意気込みを語っていたのですが、しっかりと有言実行の一発を決めるところはさすが。
そしてまた、この1点は巻選手にとっては非常に価値あるものとなったようです。

開幕には間に合ったものの、年明けから長期離脱。その後も、復帰と離脱を繰り返しながらの今季ここまでとなっているため、出場した5試合もすべてベンチスタートとなっていました。この北九州戦もまた然り、です。そんな苦しい状況が続いている中、ようやく挙げた1点。巻選手にとっては、待望の今季初ゴールでした。
すでに4点が入り試合はほぼ決していたため、チームの流れ的にはダメ押しという形。それでも、「チームの勝敗に関係ない5点目だったですけど、僕にとっては今季初ゴールですからね。目標が10点、20点だと言っても、まず最初の1点を取らないことないは始まらないですから。そういう意味でも大きな一発です」と、感慨深げ。ケガとの闘いに加え、阿部選手、ジョジマール選手、杉本健勇選手、南秀仁選手といった、ポテンシャル高いFW陣とのポジション争いも加速され、昨季以上に自らの居場所確保に危機感を抱いていると言う元日本代表。
「今回はチームの勝敗には直接関係ない1点だったですけど、次こそは、チームの勝利を決める1点を取りたいと思います」
努力と根性で自分の道を切り開いてきた男の言葉だけに、説得力抜群。心から頼もしいと思いました。前節の“1点”は、巻誠一郎選手の2012シーズンが本格的に開幕したことを告げる一撃となったのではないでしょうか。『巻効果』で、チーム全体もいよいよ本領発揮となることを願ってやみません。

以上

2012.05.26 Reported by 上岡真里江

今季初ゴールを決めた巻誠一郎

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