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【J1:第13節 川崎F vs 仙台】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(12.05.26)

●手倉森誠監督(仙台):

「攻撃力を上げて、川崎が『らしく』なってきて、その攻撃力に対して自分たちがいかに組織的な守備で対抗できるかというところが、ひとつのポイント。攻撃に関しては、名古屋戦で見せた攻撃力というものを今日も発揮できるかというところで、まず自分たちとしてはコレクティブに、攻守においてオーガナイズを保ちながらゲームができるかというところがポイントでした。

前半に少し、ポゼッションというところでは、相手に引っかけられたところもありながら一進一退で、ビハインドを負った後に、前からボールを取りたいと思って、彼らのダブルボランチのところで攻撃の起点をいかに抑えるのかが大事だと思ったので、システムを4-3-3に変えて、ボランチのところでボールを引っかけてポゼッションも高まりました。
後半の立ち上がりに逆転できたところまでは修正プラン通りでした。ただし、今回、上本の怪我で角田を下げて、その後に最終ラインで交代というところでスクランブル状態になったことが、最後の失点につながったのかな、と思います。

でも、今のチームが置かれている問題、怪我人が出たということに対してみんながカバーしようとする意識、そして試合の中でどんどんポジションが変わってもそれをやり切ろうとする姿勢を見れば、いかにこのチームがたくましくて真面目で団結力があるのかということは示せたのかなと思います。後半のゲームの流れを見れば、本当に負けなくてもいい試合だったということは選手自身も感じているし、これが実際に結果として2-3となったことには、そうさせられたんだ、と思います。自分たちは今日のゲームのなかで、アウェイで、この暑さのなかで仙台らしさと強さを示せたのかな、と思います。今日負かされたという悔しさだけを持って、月を変えて頑張っていきたいと思います。以上です」

Q:後半開始時点で田村選手を交代したように、監督にとって今日が一番難しい采配の試合だったように思いますが。

「まあ、苦しかったですね。
実は遠征に19人を帯同してきていて、先週の練習ゲームで足首を痛めていた朴をどうしようかという部分で、菅井が内転筋を痛めているのを見て、菅井をこのまま回避させるかというところで、昨日に遠征に帯同までさせながら直前まで悩みました。その結果、菅井でいこう、としたときに、(朴)柱成を19人目にしたのですけれど、田村がね、前半に上がってきたときに具合が悪くなって戻したのです。それがちょっと誤算でしたね。

一番元気だったはずの奴が、代わることになったということで、後半に苦しい展開になるのかなと思ったのですが、そこには一枚内山がスタンバイとしていました。本来であれば菅井がある程度のところまでやれて、内山にシフトしていくということが、我々のディフェンスラインでの今日のプランだったんですが、二枚変わってしまった状況というものが、苦しくなりましたね」

Q:6月16日の再開までに負傷者が戻ってくる見通しはあるのでしょうか。
「関口と上本はまだまだそこまでは間に合わないと思います。上本はたぶん、梁よりは早い回復力を見せてくれると思います。関口も二年前に膝の怪我をしたときは二ヶ月離脱しましたけれど、一ヶ月くらいで戻ってこられるとは思っていますけど」

Q:初出場した奥埜選手はいかがでしょうか?

「あの位置から相手のボランチへの守備と、間で受けてのしかけの部分でのびのびプレーしてくれたと思うし、彼からのラストパスと彼のゴールへのシュートというものは、もう少し出ればよかったな、と思います。でも、可能性のあるプレーを見せてくれたと思っていますから」

Q:守備では非常に仙台らしいチームプレーを見ることができました。攻撃では仙台の持ち味である速いカウンターのスピードが欠けていたようですが、攻撃については監督はどのように見ていますか。

「攻撃ではポゼッションを高めたいと前半の修正点からね。後半にその間で受けながら、相手を動かしながら、という部分では、そちらのプレーの方をチームは選んだんですよね。相手を動かしながら、今、我々もチームとしてトライしているところは、手堅い守備をしてくるところをいかにはがして行けるかというところでは、チームとしてもトライしていますから、そういったところもしっかりトライしていこうと今日のゲームでは言っていたのですが、深く攻めたあたりでのウイルソンの2点目というものは、ああいう攻撃ならではの得点だったと思います。

ただ、もう少しカウンターというものもどこかで織り交ぜなければ、と思ったんですよね。今日は前半からちょっと裏へのボールも、確かに効果的なボールもなかったし、相手のサイドバックの裏にやっぱ落としこんで、広げた後にそういったプレーを選ぶということのね、組み合わせというものは、高めていかなければいけないと思いました。

Q:立派なサッカーだったと思います。今は仙台がJ1の首位で山形がJ2の首位で、これは東北という地域を背負う誇りが感じられます。それについては監督はどう思われますか。

「震災が起きた後に、去年は『希望の光になりたい』というところから、今年は『東北のシンボルになりたい』という話をいつも言っていて、それが合言葉のようにやっています。選手達もやっぱり、震災後に地域に生かされていることの大事さに気づかされていると思うし、もともとこのチームはJ2暮らしが長かった中で、J1で戦い抜こうと思った時に、まずサッカーは一人じゃできないということを、みんな本当に強く思ってくれているし、震災の後も希望の光になるには一人だけが輝いていてはだめだということですから、チームとしていかに輝けるかというところをみんながよく理解してくれてると思っています。サポーターとの絆というところも強くなってきているし、チームだけでは成長し得ない部分に気づかされて我々は強くなってきたんだろうな、というふうに思います」

Q:そこに東北的なものがあるのかなとも思うんですが
「郷土愛だと思います」

以上
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