まちなかにスタジアム―。昨年の12月30日、地元紙・北日本新聞の1面トップに大きな見出しが躍ったのを覚えているサポーターは少なくないだろう。富山経済同友会の地域活性化委員会が、中心市街地にサッカー専用スタジアムを建設する効果を研究していることを伝えた記事だった。あれから1年、同委員会では来年3月に提言として「まちなかスタジアム構想」を発表するため準備を進めている。
富山経済同友会は、地元経済の発展を目指した提言を定期的に行っている。地域活性化委員会では「地方都市において平均4000人が集まるイベントは多くはない。スタジアムが市街地にあり、観客が試合前後に街を回遊するようになれば地域経済の活性化につながる」(市森友明委員長)との考えから研究をスタートさせた。
2013年度は岡山市や北九州市の視察など事例研究を重ねた。本年度はカターレ戦の来場者へのアンケート調査なども実施し、富山県内で実現するための具体的な計画づくりを行っている。市森友明委員長は独自に英国のエミレーツスタジアムやアップトンパークなども視察し、「スポーツが文化として認識されている。市民がサッカーを愛しており、(スタジアム建設などに)税金を投じるコンセンサスもできていると感じた」と言う。
会員の理解を得るために7月にはシンポジウムを開催。日本サッカー協会の川淵三郎最高顧問を招き、森雅志富山市長、カターレの名誉会長でもある中尾哲雄富山経済同友会最高顧問が「北陸新幹線開業とスポーツ振興による地域活性化」をテーマに対談した。
現在とりまとめ中の計画では、スタジアムは1.5〜2万人収容規模で、試合開催日以外も活用できる商業施設やコンベンションホールなどとの多機能複合型を想定。詳細な設計図を作成して提示する。建設地は中心市街地、文教地区、駅周辺の3パターンで示す予定。建設費・オープン後の維持費やその調達方法についても検討を加え、いくつかの手法を提案する。
計画作成には異業種のメンバーがそれぞれの専門性を生かして協力している。経済人の視点で、より具体的で実現可能な計画を目指しており、これが注目を集める理由でもある。市森委員長は「スタジアムが地方都市で果たせる役割は小さくない。けっして夢物語ではないと思う。まちなかスタジアム構想は、カターレのためではなく、地域のためになるからこそスタートした。『カターレが強くなったら建設する』ではなく、『スタジアムができることでカターレも強くなる』という順序でもよいと思う」と話した。
来季はJ3での戦いになるカターレ。「はい上がった時にまちなかスタジアムが実現していれば盛り上がる。頑張ってください」とエールを送っている。
以上
2014.12.23 Reported by 赤壁逸朗
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