ホームの京都は13勝6分6敗の勝点45で、現在4位。前節は名古屋と対戦して、2-1で勝利した。後半にクロスを発端に先制点を奪われたが、途中出場の中野 瑠馬のドリブルから相手守備陣を崩してラファエル エリアスが同点ゴールを決めると、中野 瑠馬が今度はインターセプトからカウンターを発動させ、最後は福田 心之助が右足で豪快に蹴り込んでアウェイで逆転勝利をつかんでいる。
試合後、曺 貴裁監督は「今年は何回も逆転勝ちはしていますが、非常に良い得点の取り方ができた」と評価した。
アウェイの東京Vは8勝7分10敗の勝点31で、現在14位。前節は横浜FMと対戦して、1-0で勝利した。後半にFKからボールを動かして齋藤 功佑がクロスを上げ、ファーサイドで谷口 栄斗が頭で押し込んだゴールが決勝点となった。試合後、谷口 栄斗は「ただの1勝ではありますけど、大きな意味を持つ1勝だと思います。継続していきたいです」と手ごたえを口にしている。
13日には天皇杯ラウンド16で名古屋と対戦。前半に新井 悠太が左サイドからドリブルで持ち込んで先制点を決めたが、その後2点を奪われて逆転負けとなった。
両チームの前回対戦は5月の第18節。京都は後半に平戸 太貴が退場して数的不利となりながらもスコアレスで試合を進めたが、アディショナルタイムにCKのセカンドボールを新井 悠太が豪快なミドルシュートで決めて東京Vが勝利している。
両チームの特徴は対照的だ。京都は25試合で42得点と、リーグ最多の得点数を記録する攻撃力が魅力となる。得点源だったラファエル エリアスは負傷から復帰し、前節で約4カ月ぶりとなるゴールを決めるなど完全復活を印象づける。また、その得点をアシストしたマルコ トゥーリオも調子を上げており、前回対戦は不在だったぶん、今節への期待は高まる。
一方の東京Vは25試合で24失点と、リーグ4位タイの失点の少なさを誇る守備が持ち味だ。3バックの一角を務めていた綱島 悠斗はベルギー1部、ロイヤル アントワープFCへ完全移籍したが、前節は深澤 大輝が左ウイングバックから3バック中央へポジションを移して完封勝利を実現している。
また、両チームのベンチワークにも注目したい。今季の京都は途中出場の選手が活躍するケースが多く、前節も後半途中からピッチへ送り出された選手の活躍が逆転勝利を呼び込んだ。対する東京Vは水曜日の天皇杯から中2日で、アウェイへの移動も伴う連戦となる。天皇杯では横浜FM戦から先発メンバー6名を入れ替えるなど、8日間で公式戦3試合を戦うことも踏まえた選手起用を見せている。互いにベンチワークや途中出場する選手たちのプレーが重要となるだろう。
試合は19時キックオフ。チケットの売れ行きは好調で、売り切れや残数の少ないエリアもある。また、お盆休みの週末ということもあり、最寄り駅への電車を乗り継ぐ京都駅や、試合後に帰路へ着く際の亀岡駅は混雑が予想される。余裕を持ったタイムスケジュールでの行程が推奨される。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

