鹿島アントラーズは12日、FW安部 裕葵がFCバルセロナ（スペイン）に完全移籍することが、クラブ間で基本合意に達したことを発表しました。現地でのメディカルチェックなどを経て、正式契約が結ばれる予定となっています。
安部は瀬戸内高より2017年に鹿島に加入。2018年にはＪリーグベストヤングプレーヤー賞に選出されています。今季の明治安田生命Ｊ１リーグでは14試合・1得点の成績でした。
クラブを通じて安部は、次のようにコメントしています。
「高校卒業から2年半という月日を鹿島アントラーズで過ごし、プロサッカー選手として、人間として大きく成長することができました。チームメイト、スタッフ、フロント、そしてサポーターの皆様、すべてのアントラーズファミリーと勝利のために戦えたことは、自分の誇りであり、財産です。今回、シーズン途中でチームを離れることは難しい決断でしたが、FCバルセロナで新たな挑戦をしたいと強く思い、移籍を決めました。これから直面する様々な困難や壁も、自分の成長には絶対に必要なことだと信じています。鹿島アントラーズというクラブで経験したすべてを糧に、これからも一日一日、一瞬一瞬を大切にして、フットボールと向き合っていきたいと思います。本当にありがとうございました」
