明治安田J2リーグは4月に8節から12節までの5節分が行われた。
開幕6連勝と好スタートを切った千葉は、4月に入っても勢いは止まらず、8節から再び4連勝を達成。12節の熊本戦には勝ち切れなかったものの、4勝1分と無敗で乗り切り、首位の座を堅持した。2位の大宮に8ポイント差をつける状況で、早くも頭ひとつ抜け出している。
その大宮は2勝2分1敗と粘り強く勝点を積み重ね、2位の座をキープ。3勝2分と負けなしの仙台、2勝3分と同じく負けなかった今治が、それぞれ3位と4位に順位を上げている。開幕3連敗と出遅れた鳥栖は4月に入って復調し、3勝を挙げて8位にまで順位を上げた。一方、磐田と長崎は、4月は未勝利に終わり、それぞれ9位と10位にまで順位を落としている。
8節から4連敗を喫した藤枝は前月終了時の7位から12位まで順位を下げ、未勝利に終わった富山は9位から14位にまで転落した。

札幌は勝ち負けを繰り返す出入りの激しい戦いとなり、下位からの浮上はならなかった。いわきは10節の富山戦で今季初勝利を挙げると、長崎、大宮も連破し3連勝を達成。苦しい戦いが続いていたが光明を見出し、降格圏から抜け出している。
苦戦を強いられたのは秋田だ。10節の磐田戦に勝利したものの、その他の4試合は敗戦。1勝4敗と結果を出せず、13位から18位にまで順位を下げた。4節以降勝ちのなかった山口は、12節の磐田戦に勝利し、9試合ぶりに勝点3を手にしたが、浮上はならず。愛媛は10節の山形戦で今季初勝利を挙げたものの、その他の試合では勝利を挙げられず、最下位から抜け出せなかった。




































