日本代表は日本時間の10日にアメリカ代表と国際親善試合を行い、0-2で敗れた。
日本は3日前のメキシコ代表戦からスタメンをすべて変更。システムは3-4-2-1を継続し、GKは大迫 敬介、3バックは右から関根 大輝、荒木 隼人、長友 佑都が並んだ。2ボランチは藤田 譲瑠チマと佐野 海舟が組み、ウイングバックは右に望月 ヘンリー海輝、左に前田 大然が配置された。2シャドーには伊東 純也と鈴木 唯人が入り、1トップは小川 航基が務めた。
立ち上がりから一進一退の攻防が続くなか、日本は右サイドの望月を起点にチャンスを作り、高い位置でのボール奪取からゴールに迫るシーンも生み出した。一方で自陣でのボール逸からピンチを招く場面もあったが、大迫の好セーブもありゴールを許さない。
しかし30分に右サイドを突かれると、そこからのクロスをアレックス センデハスに左足で合わせられ、先制点を献上してしまう。追いかける日本は36分に鈴木のパスに反応した伊東が決定機を迎えたが、シュートはGKにセーブされ同点にはできなかった。
0-1で迎えた後半に入ると、日本は長友に代えて瀬古 歩夢を投入し、4-2-3-1の布陣に変更。さらに62分には鎌田 大地、南野 拓実、三笘 薫の3人を送り込み、攻撃姿勢を強めた。しかし、直後の64分にラインの背後を突かれ、フォラリン バログンに追加点を許してしまう。
73分には菅原 由勢と町野 修斗を投入するもなかなか流れを掴めず、逆にアメリカに危険なシーンを度々作られたが、大迫がビッグセーブを連発し、3点目は許さなかった。終盤には相手を自陣に押し込み、セットプレーの機会も数多く作ったが、決定的なシーンを生み出せず、ゴールを奪えないままタイムアップの笛を聞いた。
■試合データ
アメリカvs日本




































