松本山雅ＦＣは2日、MF稲福 卓とMF前田 陸王の契約満了を発表しました。
稲福は今季、松本に復帰し、明治安田Ｊ３リーグでの出場はありませんでした。昨季加入した前田は今季の同リーグで13試合・0得点の成績でした。
クラブを通じて両選手は次のようにコメントしています。
「ユースからの8年間本当にお世話になりました。自分のサッカーの基盤は、間違いなく松本山雅で過ごした日々の中で築かれたものです。指導してくださった方々、どんな時も支えてくださったサポーターの皆さん、そして一緒に戦ってきた仲間たちには感謝してもしきれません。自分を成長させてくれたクラブに恩返しをしたいと思っていましたが、自分の力が足りず、思うように結果を残せなかったこと、本当に悔しく申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、この悔しさを必ず成長の力に変えてもっと強く、もっと逞しくなります。次に皆さんの前に立つ時、必ず『成長した姿』を見せられるよう全力で頑張ります。8年間、本当にありがとうございました。 松本山雅で過ごした時間は自分の誇りです」（稲福）
「今シーズンで松本山雅を離れる事になりました。この松本山雅でプロキャリアをスタートできたこと本当に幸せでした。松本に来て素晴らしい人、街に出会えて僕の人生で好きな人、好きな場所がまた増えました。今シーズンの最後には、自分の中で一つの目標でもあった個人チャントを作ってもらうことができ、凄く嬉しくたくさん歌ってもらえるよう頑張ろうと思っていました。ただ厳しい現実を突きつけられ自分の力の無さを感じ、松本山雅というクラブ、松本山雅に関わる全ての方に、サッカー選手として結果で恩を返す事ができず本当に申し訳無いと思っています。また力をつけて、皆さんに成長した姿をどこかで見せられるように頑張ります。2年間本当にありがとうございました」（前田）
