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2016年9月29日(木) 20:33

栃木がよもやの足踏みで9月負けなしの大分が首位に肉薄【マンスリーレポート(9月):明治安田J3】

栃木がよもやの足踏みで9月負けなしの大分が首位に肉薄【マンスリーレポート(9月):明治安田J3】
9月を無敗で終えた大分。首位の栃木との勝点差はいよいよ4まで縮まった

およそ1ヶ月のインターバルを経て、9月10日に再開された明治安田生命J3リーグ。9月は3節を消化したが、独走態勢を築きつつあった栃木がよもやの足踏みを強いられている。

第21節こそC大23に3-0と快勝を収めた栃木だったが、第22節はホームで相模原と1-1のドロー。ホームにG大23を迎えた第23節では、0-2と完敗を喫している。連勝が10でストップした8月の第20節も含め、ここ4試合で1勝2分1敗と明らかに勢いに陰りが見られている。リーグ最少失点の堅守は健在ながら、攻撃面に迫力を欠き、なかなか勝点を積み上げられないでいる。これまでの貯金がモノを言い首位の座を守ってはいるものの、まだリーグ戦は7試合も残っており、予断を許さない状況となってきた。

栃木は1勝1分1敗と失速。独走モードから一転、大分と鹿児島の足音が聞こえてきた
栃木は1勝1分1敗と失速。独走モードから一転、大分と鹿児島の足音が聞こえてきた

栃木の失速を尻目に、急追してきたのが大分だ。9月は2勝1分で勝点7を積み上げ、栃木と4ポイント差に迫っている。第23節の富山との上位対決ではスコアレスドローに終わったものの、他の2試合は完封勝利。3試合で無失点という守備の安定感が好調の要因だろう。J2から降格して1年目、開幕前から昇格候補の筆頭と見られていた大分が、シーズン終盤になってようやく本領を発揮してきた印象だ。残り7試合、果たして栃木との立場を逆転できるか。

3位の鹿児島も粘り強く勝点を積み上げている。第22節でG大23に1-6というショッキングな敗戦を喫したものの、翌第23節では水沼 宏太や石川 直宏といったトップチームの主力級を擁するF東23に1-0と勝利。ダメージを引きずらず、すぐさま切り替えて結果を出したのはチームとしての成長だろう。こちらはJFLから昇格して1年目のシーズンながら、上位に値する戦いを続けており、今後も優勝争いに踏みとどまっていきそうだ。

大分と並んで9月最多の勝点7を積み上げた4位の富山も、勢いに乗っている。大分との直接対決はスコアレスドローに終わったが、藤枝とYS横浜には勝利を収めた。圧巻だったのはそのYS横浜戦。0-3の状況からの奇跡的な大逆転勝利だった。この勝負強さが、シーズン終盤の戦いにも示されれば、上位陣との立場をひっくり返す可能性も決して小さくないだろう。

5位の秋田も2勝を挙げて好調を維持する一方、長野は2連敗を喫して6位に転落。入れ替え戦へと進出できる2位の大分との勝点差は7に広がり、厳しい状況へと追い込まれている。

上位の鹿児島と栃木を立て続けに撃破したG大23。成長著しい若手の活躍が光っている
上位の鹿児島と栃木を立て続けに撃破したG大23。成長著しい若手の活躍が光っている

9月にインパクトを残したのは7位のG大23と8位の琉球だ。G大23は長野にこそ敗れたものの、鹿児島に6-1、栃木に2-0と上位陣を次々に撃破した。藤本 淳吾やパトリックらトップチームの選手の活躍も見逃せないが、食野 亮太郎らユース所属選手も結果を出している。成長著しい若手のハツラツとしたパフォーマンスは、トップチームの未来を考えても明るい材料だろう。一方の琉球も攻撃陣が爆発。福島には2-3と競り負けたものの、盛岡に4得点、相模原に3得点を奪って快勝。3試合で9得点という攻撃力を見せつけて、シーズン序盤の勢いを再び取り戻してきた印象だ。

安永 聡太郎新監督が就任した相模原は、試合を重ねるごとに新たな色が見えつつあるものの、結果にはつながらず、順位も10位へと落としている。一方、鳥取は2連勝で13位に浮上。藤枝相手に5ゴールを奪うなど、ようやくチームが機能し始めてきた印象だ。

下位に目を向ければ、9月を1分2敗で終えた盛岡が15位に転落。最下位のYS横浜も第22節では富山相手に善戦したものの、結局9月は3連敗。好転の兆しを見出すことはできなかった。

明治安田生命J3リーグ結果(9月)

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