今日の試合
東京V 3 磐田 2 試合終了 神戸 3 新潟 2 試合終了 G大阪 1 C大阪 0 試合終了 札幌 1 FC東京 2 試合終了 京都 0 町田 3 試合終了 福岡 1 川崎F 1 試合終了 広島 2 名古屋 3 試合終了 柏 1 鹿島 2 試合終了 湘南 2 鳥栖 1 試合終了 浦和 2 横浜FM 1 試合終了 秋田 2 甲府 3 試合終了 水戸 2 熊本 0 試合終了 栃木 0 藤枝 1 試合終了 群馬 0 清水 3 試合終了 岡山 1 徳島 2 試合終了 山口 2 山形 0 試合終了 大分 0 長崎 0 試合終了 鹿児島 0 仙台 1 試合終了 愛媛 0 いわき 0 試合終了 千葉 1 横浜FC 0 試合終了 八戸 4 岩手 1 試合終了 FC大阪 0 琉球 1 試合終了 今治 0 富山 2 試合終了 福島 2 奈良 1 試合終了 大宮 0 松本 2 試合終了 YS横浜 0 相模原 0 試合終了 金沢 3 鳥取 3 試合終了 讃岐 1 沼津 0 試合終了 宮崎 0 長野 1 試合終了 岐阜 0 北九州 1 試合終了
J1&J2クラブの戦力を徹底分析
長崎V・ファーレン長崎
アグレッシブなサッカーをベースに、新たなテーマ・縦への速さをプラス
今季のみどころ
2013年にJリーグに参入した長崎。早くも、今季でJリーグ3年目を迎えようとしている。
初年度は誰もが予想しなかった快進撃でJ1昇格プレーオフまで進出。予算規模の小さな新規クラブが、大きな夢を見せてくれた。決して引くことのないアグレッシブサッカーというチーム哲学は、この年に就任した高木琢也監督によって植え付けられたもので、3年目となった今季もメンバーは替わろうともチームの土台になっている。
そんな長崎の今季のテーマは『高さ』と『速さ』と『テクニック』。相手からボールを奪って、相手の守備が整う前にゴールへと迫るためのスピードと技術をチームはこれまで以上に求めていく。
そんな中で最も期待されているのはボランチの花井聖だ。沖縄キャンプで行われた大学生相手の練習試合では、ダイレクトで決定的なパスを何本も通すなど、これまで長崎にはいなかったゲームメーカータイプのプレーで周囲をうならせた。これからさらににチームにフィットしていけば、得点の新たなバリエーションも増えてきそうだ。
加えて、このポジションにはもう1人新たな選手が加入した。同じ徳島からやって来た李栄直だ。身長187cmの屈強なフィジカルが武器で、相手ボールをことごとく奪い返す守備専門の潰し屋だ。北朝鮮代表としてアジアカップ2015に出場しており、長崎では初めての『代表選手』となる。派手な補強だったとは言えないが、質実剛健でハングリーな熱い選手が揃った。
以上
Reported by 植木修平
開幕時の予想布陣
昨季までと同様、基本的には3-4-2-1の布陣で臨みそうだ。ただし、高木琢也監督は新体制発表会見の席でいきなり「フォーメーションの変更もあるかもしれない」と話すなど、「攻撃のバリエーションを増やすため」には布陣の変更も辞さない構えだ。
それは、多くの試合を自分たちのペースで進めながらも、なかなかいい時間帯に得点できなかった昨季の反省がベースにあってのこと。しかし、指揮官が目指すサッカーの根幹が変わることはない。
布陣を見ていこう。
GKは、今季から完全移籍を果たした植草裕樹だ。昨季8月に神戸から期限付き移籍で加入、9月以降は正GKの座に着きチームの好成績を支えた。
DFラインにはポリバレントな新戦力・刀根亮輔が入るほか、昨季は特別指定選手としてプレーした武内大と、その武内と同じ福岡大出身の岸田翔平の出場が見込まれている。右ウイングバックでは神崎大輔と古部健太がしのぎを削ることになるだろうが、左は昨季後半に得意の左足からのクロスでチームに多くのチャンスをもたらした石神直哉で決まりか。
最も層が厚いのはボランチで、今季は花井聖と李栄直が徳島から加入した。ボランチからFWへの速いパスで、相手DFラインの裏を突くような攻撃が見たいところだ。
FW陣は2年連続2桁得点の佐藤洸一とイ ヨンジェに加えて、スキルフルな梶川諒太や相手のラインと駆け引きできる早稲田大卒の新戦力・上形洋介など個性豊かな選手が並ぶ。ハングリーさで、J参入初年度のような衝撃をもう一度見せたいところだ。
以上
Reported by 植木修平