今日の試合
横浜FM - 磐田 - 14:03 新潟 - 広島 - 14:03 鹿島 - 湘南 - 15:03 FC東京 - 京都 - 15:03 町田 - 柏 - 15:03 C大阪 - 札幌 - 15:03 鳥栖 - 東京V - 15:03 川崎F - 浦和 - 16:00 福岡 - G大阪 - 16:00 名古屋 - 神戸 - 19:00 徳島 - 愛媛 - 13:13 仙台 - 山口 - 14:03 山形 - 岡山 - 14:03 横浜FC - 水戸 - 14:03 甲府 - 大分 - 14:03 清水 - 栃木 - 14:03 藤枝 - 群馬 - 14:03 長崎 - 秋田 - 14:03 熊本 - 鹿児島 - 14:03 いわき - 千葉 - 16:00 鳥取 0 大宮 0 前半7分 岩手 - 金沢 - 14:03 相模原 - FC大阪 - 14:03 松本 - 八戸 - 14:03 富山 - 宮崎 - 14:03 沼津 - 福島 - 14:03 奈良 - 今治 - 14:03 北九州 - YS横浜 - 14:03 琉球 - 讃岐 - 14:03 長野 - 岐阜 - 16:00
J1&J2クラブの戦力を徹底分析
新潟アルビレックス新潟
昨季の戦力が残留し、効果的な補強も成功。磨き上げたアグレッシブサッカーでタイトル獲得を目指す
今季のみどころ
今季の新潟の大きな特徴は、昨季の戦力の大半が残っていること。例年、主力が移籍し、新しくチームを構築する段階からシーズンが始まっていた。それが今季は、レギュラークラスでの流出はフィンランドリーグに移籍した田中亜土夢のみにとどまった。
もちろん、現有戦力の維持だけではない。新戦力もプラスされた。注目は元ブラジル代表の左サイドバック、コルテースだ。抜群の突破力と正確なクロスで、キャンプ序盤から存在を見せつけた。昨季は金珍洙がドイツ・ブンデスリーガへ移籍後、穴を埋め切れなかったポジションだったが、今季は補って余りある。
昨季の新潟は総得点30と得点力不足に泣いた。磐田から移籍のFW山崎亮平にその解消が期待される。ペナルティーエリア付近からの鋭い仕掛けと、勝負強さはこれまでの新潟に欠けていた部分。FWだけでなく、サイドハーフでも持ち味を発揮できるため、チームの攻撃の幅が広がる。
強力な戦力の加入は、競争意識を刺激する。FWは山崎、そして新人・平松宗の加入で既存の鈴木武蔵、指宿洋史、ラファエル シルバ、田中達也もスタメン争いの火花を散らす。サイドバックはコルテースのほかに鹿島から前野貴徳も加入したため、松原健、川口尚紀ら若手の成長を促す材料にもなる。
昨季の『Jリーグアウォーズ』でベストイレブンに選ばれたボランチ、レオ シルバ、キャプテンのセンターバック・大井健太郎ら中軸にブレはない。2012年途中から就任した柳下正明監督の下、アグレッシブなサッカーは精度を増した。激しいプレスにさらに磨きをかけ、局面では細かくパスを繋ぐ。機動力を駆使したスタイルは浸透している。
目標はタイトル獲得。2004年のJ1昇格以来、派手さはないが着実に積み重ねてきた新潟らしい戦いぶりで、悲願達成を目指す。
以上
Reported by 斎藤慎一郎
開幕時の予想布陣
システムは4-4-2。守護神・守田達弥と、大井健太郎・舞行龍ジェームズのセンターバック、そしてレオ シルバ、小林裕紀のボランチ陣と、中央は昨季と同じメンバー。幹はしっかりしている。もともと堅守が自慢だったが、メンバーが固定されつつあることで、より守備の精度は高まった。レオ、大井を中心にコミュニケーションがしっかりと取れている。
強化ポイントの1つだったサイドバックは、左にポテンシャルの高いコルテースが入り、より攻撃的になった。右はU-22日本代表の松原健と、同世代の川口尚紀。どちらも攻撃力があり、ポジションを争いながら実力を高めていくことになりそうだ。
ボランチの2人はバランスをしっかりと保つ。レオのボール奪取と攻守の切り替えを、小林がしっかりとカバー。どちらも空いたスペースにきっちりと走り込む。
サイドハーフには走力があり、パスの精度が高い山本康裕が右に入る公算が高い。キャンプでは鈴木武蔵、山崎亮平が左サイドハーフで起用されていた。ベテランの成岡翔、左右どちらもこなせる川口、FWが本職のルーキー平松宗らも控えていて、激戦区だ。
2トップは、山崎とラファエル シルバのほかにも、長身の指宿洋史、ベテラン田中達也、鈴木、平松と層が厚い。それぞれ特長が異なるだけに、状況によって切れるカードは多い。
前線からのプレスと奪ってからの速攻が主戦法。開幕前のキャンプで、よりその精度を高めた。どのポジションの選手も高い走力を持っていることが最大の強みになる。
以上
Reported by 斎藤慎一郎