本フェスティバルは、年々規模を拡大し、今年は主管クラブであるFC東京をはじめ、鹿島・大宮・柏・東京V・川崎・横浜FM・湘南・新潟そして長野県選抜から総勢380名の子ども達が参加しました。これはフェスティバル全5会場の中で最も多い人数です。
今回はU-12・U-11・U-10のカテゴリーごと3箇所に分かれての8人制ゲームを中心に、ミニサッカー大会、合同でのバーベキュー、自然体験など、様々なプログラムを実施しました。ミニサッカー大会では、違うクラブ所属の選手・コーチの中で3人1組を作って対戦し、負けたら解散してまた別の組を作るというルールで、最初は戸惑ってなかなか組む事ができなかった子ども達も、ゲームをする毎に積極的に声を掛け合い、大好きなサッカーを思いっきり楽しんでいる様子でした。
そして、今回初の試みとしてU-10の子ども達を対象に「野菜(とうもろこし)狩り」を実施しました。畑の中で大きくなったとうもろこしを探し出し、もぎ取って皮を向く子ども達の表情はキラキラ輝いていて、「初めて野菜狩りして楽しかった!」「すごく甘い!」との声が聞かれました。自然の姿を感じる機会がなくなっている今日、自分たちの手で触れて感じることが出来る時間はよい経験となったようです。採ったとうもろこしは、茹でた後バーベキューで焼くはずでしたが、子ども達が採ってすぐ甘さを堪能したためか、ずいぶん数が少なくなっていました。
そして、このフェスティバルのもう一つの魅力は自然体験!ということで、3日目には(社)日本キャンプ協会協力のもと、自然体験プログラム、ASEプログラムを体験しました。体験した子供達は、初めてのプログラムに戸惑いを見せる場面もありましたが、次第に慣れ、楽しんでいる様子でした。印象的だったのは、プログラムの中で、子供たちが自ら考え、与えられた課題に対し行動を起こすようになったこと。サッカーだけでなく、このような自然体験プログラムを通じて、自ら考え行動を起こすことを学んでいる様でした。
フェスティバル4日目(最終日)には、8人制ゲームの決勝が行われ、白熱した試合が展開されました。最後は、吉田スペシャルレフェリーのもと、オールスターゲームが実施され、フェスティバルを締めくくりました。
今回のフェスティバルでは、参加者にとって多くの友達をつくる機会だけでなく、サッカー、自然体験を通じて、様々なことを経験する非常にすばらしい機会となりました。木島平村の皆様にも大変お世話になりました。木島平フェスティバル出身のJリーガーが誕生する日も遠くないかもしれません。
会場 | きじま平ジュニアサッカー場 (長野県下高井郡木島平村大字上木島3876番地2) |
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期間 | 8月1日(水)~8月4日(土) |
主管 | FC東京(Jリーグ・アカデミー育成センター) |
協力 | 株式会社モルテン・社団法人日本キャンプ協会 |
対象年代 | U-9/U-10/U-11/U-12 |
参加チーム |
(合計31チーム) |
スケジュール |
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