【開催日】2007年11月18日(日)
【開催場所】茨城県 鹿嶋市 ト伝（ぼくでん）グランド
【参加人数】１１５組（２４０名）親子
【主催】鹿島アントラーズＦＣ
《 活動の趣旨 》
家族でサッカーに興味を持ってもらうこと、そして親子で一緒にサッカーをすることで親子のコミュニケーションを図ることを目的に企画した親子サッカー教室に今回は鹿島アントラーズＯＢの本田泰人氏を講師に招いて行いました。本田氏は昨季まで鹿島アントラーズのキャプテンをつとめ「ミスターアントラーズ」と呼ばれた選手。今回、本田氏のサッカー教室を通じて鹿島アントラーズをより身近に感じていただくことも目的として開催いたしました
《 当日の様子 》
事前に鹿島アントラーズのホームページなどで参加募集を行ったものの、あっという間に予定参加チームをオーバーする人気ぶり。最終的には１１５組２４０名（１部兄弟で参加）の参加者で開催となりました。当日は最高のサッカー日和にも恵まれ、また会場はこどもたちにとって憧れのカシマスタジアムに隣接する人工芝グランド。さらに講師が鹿島アントラーズＯＢの本田泰人氏ということでこの日をとても楽しみに待っていてくれたとのことでした。受付が終わると、会場のあちこちでは早速親子でボールを蹴ってウォーミングアップをする姿も見受けられました。
さっそく、本田氏の挨拶からサッカー教室がスタート。親子で手をつないでの鬼ごっこではお父さんが必死になって逃げるあまり、つい、こどもを抱きかかえて逃げてしまうことも。親子でのボールキープトレーニングでは、デモンストレーションで行なった本田氏の巧みなボールキープテクニックに会場からは驚きの声があがっていました。
その後、高学年と低学年に分かれてドリブルとパスをテーマにトレーニングを実践。パスのトレーニングでは本田氏が会場を回りながら参加者に直接アドバイスするなど、こどもたちよりもお父さんやお母さんの方が真剣なまなざしで聞き入っていました。トレーニングの最後は、学年ごとに分かれてのゲームを実施。本田氏も各チームをまわりながら助っ人として参戦していました。プロさながらの好プレーを披露するお父さんもいたり、こどもたちもお父さんやお母さんに負けじと積極的にゴールを目指したりゲームを楽しんでいました。最後は本田氏への質問コーナーと今回参加した家族ごとの記念写真で終了、親子の笑顔があふれていたサッカー教室となりました。
| 《 主催者のコメント 》 サッカーに自信のあるお父さんや普段運動していないお母さんなどバラエティーに富んだ保護者の方の参加があり、終始笑顔のスクールでした。その後のアントラーズのＪリーグでの試合を親子や家族で観戦して声援を送っていただき、楽しい１日を過ごしていただけたのではないでしょうか。こどもたちをとりまく社会環境が大きく変わってきている昨今では親子でサッカーを楽しむ機会や場所も減ってきているのではないでしょうか。今後もサッカーを通じてそのような場を提供していけるような活動をしていきたいと思います。 |
| 《 参加者のコメント 》 「本田さんって現役の頃のプレー中は怖いイメージがあったけど優しく教えてくれた」（３年生保護者）「お父さんが意外とサッカーうまかった」（２年生）「お母さんと鬼ごっこでうまく逃げられて楽しかった」（１年生）「こどもに言うのは簡単だけど、実際にパスやドリブルなどに挑戦してみると難しかった」（４年生保護者）「お父さんのパスでシュート決める事出来ました」(４年生)「次も絶対参加したいです」（５年生保護者）「姉弟で参加して最初の鬼ごっこでお姉ちゃんが本田さんと手をつないでいてうらやましかった」（２年生） |
| 《 関係者のコメント 》 「たくさんの保護者の方や子ども達と触れ合えてほんとに楽しかったです。アントラーズ初年度から応援していただいているサポーターの方もいて、少しだけ恩返しできたような気がします。これをきっかけに今後も親子で触れ合う場を作っていただきたいですし、そのような場に参加したいです。こどもたちも保護者の方もサッカーを、そしてアントラーズを好きになってもらえれば嬉しいです」 （鹿島アントラーズＯＢ・本田泰人氏） |
