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ホームタウン活動

2008/08/27

Jリーグ U-12フェスティバル in 飛騨古川

この夏、全国6会場で行われた2008・U-12フェスティバル。そのラストを飾る「岐阜会場」が、8月25日(月)から27日(水)にかけて岐阜県飛騨市古川町のふれあいグラウンドほかで開催されました。参加クラブは地元のFC岐阜をはじめ、名古屋グランパス、京都サンガ、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸ら東海・関西のクラブ。そして海外から、韓国のFCソウルもはるばるやってきました。

主会場のふれあいグラウンドは、ジェフユナイテッド千葉や名古屋グランパスのトップチームがキャンプ地として使用したこともある、天然芝のグラウンドです。初日はこちらで開会式を行い、その後早速ASEプログラムが実施されました。初対面の他チームの子どもたちと楽しく交流し、2時間にわたって汗を流した後は、会場を移してバーベキュー。子どもたちが掴み取りしたマスの串焼きや流しそうめん、炭火で焼いた肉や野菜など多彩なメニューが並び、楽しい夕食となりました。

2日目は2グループに分かれて、午前と午後で交互に8人制サッカーの試合とASEプログラムを体験しました。
ASEプログラムが実施されたのは、ふれあいグラウンドから車で5分ほどの距離にある古川町森林公園。中央に位置する芝生のグラウンドのほか、周辺に広がる雑木林もその会場です。指導した(社)日本キャンプ協会の高瀬宏樹さんは、「森の中に入ると、囲まれた雰囲気があって、子どもたちの集中力が上がるんです」と、その狙いを話してくれました。
また今回は混成ではなく所属チームごとの活動となったため、キャンプ協会のスタッフがあらかじめ各チームの指導者にインタビューを実施し、「チームとしてのまとまりを持たせたい」、「子どもたち自身でしっかりと考えさせたい」など、それぞれの課題を確認していました。ASEプログラムでは各チームの事情に応じてそれらの課題を克服するメニューを体験、「高い成果を得られたと思います」(高瀬さん)。みんなで考え合い、協力し合い、課題を克服する経験をともにしたことで、チームの結束が一段と高まったようです。

8人制サッカー大会が行われたふれあい広場では、白熱した戦いが繰り広げられていました。こちらも混成ではなく所属チームごとの対戦で行われたため、チームプレーのコンビネーションもばっちりです。2日目にJリーグ担当審判員の吉田寿光さん、扇谷健司さんが加わり審判を務めてくれたことも、忘れられない経験となりました。

U-12フェスティバルとしては初めて、岐阜県で開催された今大会。主管クラブを務めたのは、今季Jリーグ入会を果たしたばかりのFC岐阜です。U-12フェスティバル初参加にしてのホスト役は、多くの困難を伴ったはず。しかし今西和男代表をはじめとするクラブスタッフは、「クラブ理念の『子どもたちに夢を!! 』に通じる、素晴らしいイベントですから」と口を揃えていました。
所属チームを紹介する壁新聞を子どもたちが自作したり、3日目には飛騨古川の林昌寺で参加者全員が座禅を組むなど、ユニークなプログラムが目立っていた岐阜会場。「今回は初めてで手探りでしたけど、来年以降も岐阜と飛騨のいいところを積極的に盛り込んで、充実したプログラムを企画していきたいですね」と話すのは、FC岐阜の河野佑介コーチ。
「FC岐阜はスタッフこそ少ないけど、みんなヤケドするほど熱いですから。」
来年も、「子どもたちに夢を」抱かせてくれるフェスティバルを、きっと実現してくれるでしょう。

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