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2014/01/19

防球ネット贈呈式

Jリーグは、Jリーグ開催スタジアムなどで実施している「JリーグTEAM AS ONE 募金」で岩手県陸前高田市立気仙小学校の仮設グラウンドに防球ネットを寄贈、1月19日(日)に現地で贈呈式を行いました。

気仙小学校の校庭には仮設住宅があるため、子どもたちが運動する場所がありません。仮設住宅で暮らす人々が申し訳ないと、陸前高田市に掛け合って被災した住宅跡地を貸し出してこのグラウンドが誕生しました。被災直後は多くの瓦礫や水産加工場から流れてきた魚などで覆い尽くされていましたが、多くのボランティアの方々の手により2011年10月には土のグラウンドが整備され、その後、JFAグリーンプロジェクトからポット苗の提供を受け、2012年9月には綺麗な緑の芝生に覆われたグラウンドが完成しました。

しかしその後、グラウンドは鹿の食害に悩まされることになりました。鹿が山から群れでやってきて芝生を食べ糞をしていくため、グラウンドを使用する前に糞の掃除をする必要が出てきました。またグラウンドのすぐそばには小川もあったため、防球と鹿除けを兼ねた防球ネット設置の計画が持ち上がり、このグラウンドの整備に早くから係わっていた加藤久氏(現ジュビロ磐田GM・前JFA特任コーチ)から相談を受け、Jリーグとして寄贈を決定し、設置に至りました。

贈呈式には陸前高田市の山田教育長、陸前高田市サッカー協会の小山会長、このグラウンドの管理委託を受けている一般社団法人上長部の郷・菅野代表、そして陸前高田市サッカー協会登録の2種~4種チームが参加してくださいました。Jリーグ・中西理事が「この素晴らしいグラウンドでたくさん練習してサッカーを好きになり、ぜひJリーグの選手になってください」とエールを送り、山田教育長、小山会長、菅野代表からはネットフェンスの設置により、鹿に悩まされることなくグラウンドが使用できるようになったことに対し、Jリーグやファン・サポーターの皆さんへの御礼の言葉をいただきました。

最後に、防球ネットのポールに掲示するJリーグとJクラブ(2013年のJ1・J2の40クラブ)のバナーを掲げて全員で記念撮影を行いました。
陸前高田を訪れる機会がありましたら、この仮設グラウンドに是非足をお運びください。
JリーグTEAM AS ONE募金への多くのファン・サポーターの皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

※JリーグTEAM AS ONE募金(2013年12月末時点)
 現在までの入金額合計 50,161,469円
 寄贈分合計 30,002,568円
 (簡易照明購入、防球ネット設置費;税抜)
 残高 20,158,901円

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