7月8日（日）、AC長野パルセイロ U-18選手と保護者を対象に「スポーツ栄養講座」が開催されました。
講師は、神戸女子大学准教授の坂元美子先生。坂元先生は野球やサッカーをはじめ多くのトップアスリートの栄養管理を担当されています。
今回は「トップアスリートを育てる食事～成長期選手の食事のとり方～」というテーマでお話いただきました。
前半は、サッカー選手に求められる力、その力をつけるための栄養素について学びました。また、その栄養素を摂取するには、何を食べればよいか、何を食べればより効率的に摂取することができるかを説明していただきました。
後半は、睡眠の重要性や発育曲線など、食事以外の気をつけなければいけないことを学び、最後に同じ年代の選手がどれくらい食事を摂っているかを写真を見ながら、解説していただきました。
また、栄養講座の前には「ヘモグロビン測定」を行っていただき、選手がバテやすい体質なのかどうかを測定していただきました。
参加した選手からは、「今までも栄養講座に参加したことがあったが、また新たな発見があった」「今回の栄養講座で学んだことを早速実践していきたい」などの声が聞かれ、保護者の方からは、「普段、食事を作る立場として今後さらに栄養に気をつけて選手のサポートをしていきたい」「選手と共に講習会を聞くことによって、共通の話題ができてよかった」など、参加できてよかったという話が聞かれました。実際に様々なチームを見てこられた坂元先生のお話であったからこそ、現場に近い声を聞くことができました。後日、選手たちからは、さっそく食卓に変化があったとの声も聞かれました。
写真提供／AC長野パルセイロ
