12月22日（土）、Ｙ．Ｓ．Ｃ．Ｃ．横浜U-18の選手を対象に「ロジカル・コミュニケーション研修」が開催されました。
講師は、株式会社アイデム人と仕事研究所のパートナー講師 佐藤三佳さん。多くのＪクラブでコミュニケーション研修の講師をされております。
まずは、「伝えるチカラチェック」としてコミュニケーションの重要性を体感するためのアイスブレイクを行いました。ペアを組んで、背中合わせになり片方は「伝える役」、もう片方は「絵を書く役」といった形で行いました。「伝える役」が図を見て言葉で説明し、「絵を書く役」が説明を聞いて絵を書くといったことでした。選手達は時間内に言葉で伝える難しさを痛感していました。
そして、伝わり度合いが高まる伝え方として３つの方法を教わりました。
・Whole-Part法
・Numbering
・PREP法
最初に全体像を伝えて、次に詳細を話す話法。伝えたいことが数点あるとき、先にいくつのことを伝えたいかを話す話法。話の目的、理由、具体的には、話の主張を話す話法です。これらを踏まえて、ロジカル・シンキングをし、「メインメッセージ」がわかりやすいこと。「根拠」がわかりやすいことを要点に研修は進みました。
最後に、グループで出題者がキーワードについて、カタカナを使わずに一言でヒントを出し、回答者は一問一答式で回答するというクイズ形式のワークを行いました。出題者はキーワードを回答者から導くために、どういったヒントがよいか、回答者は出題者がどういったキーワードを伝えたいのかをよく考えながら行っておりました。制限時間内での正解数を競うチーム戦となったので、ファン要素が多く、盛り上がった内容となりました。
参加した選手からは、「ゲーム形式を交えながらの研修だったので、楽しみながら学ぶことが出来た」「考えさせられることが多く、自分の一番身近にあるサッカーと関連していたからとても分かりやすかった」「自分自身の課題もしっかりと見つかったし、研修で習った相手にわかりやすく伝えること、説明することは自分自身に課せられた課題に対し、改善が効くものだと感じ、今後に繋がるものだと思いました」などの感想が寄せられました。
写真提供／Ｙ．Ｓ．Ｃ．Ｃ．横浜
