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人材育成

kobe

2019/06/27

「リスクマネジメント研修」開催(ヴィッセル神戸・トップチーム)

6月25日(火)ヴィッセル神戸・トップチーム若手選手を対象に「リスクマネジメント研修」が開催されました。

講師は、千田直人さん(プリンシプル・コンサルティング株式会社 代表取締役)。今までにも多くのJクラブ向けにリスクマネジメント研修の講師を務めていただいています。

講義は、まずプロサッカー選手自身が置かれている立ち位置の確認をおこない、次に自分自身をリスクマネジメントする上でのポイントをおさえてから、実際にスポーツ界で起こった不祥事の事例にもとづいて、ケーススタディ形式で進められました。

選手自身が置かれている立場は、決して自分ひとりだけで成り立っているわけではなく、家族や恩師、友人、またスポンサーやファン・サポーターなど誰かのおかげで存在している、常に自分一人の体ではないという自覚が大切であるということを再認識しました。また、深刻な不祥事を起こし、社会の信頼を失うような事態に至れば、Jリーグの存続にも影響を及ぼしかねないということも改めて確認しました。

次に、リスクマネジメントの基本となるポイントは、予防と予兆であり、予兆をうまく使えば重大な事故や不祥事の防止は可能であるということを、サッカーに置き換えて話がありました。試合中にミスをした場合、次に同じミスを繰り返さないように改善策を考えるのと同様、普段の生活でおこった小さな失敗に対しても目を向けることで、将来の大きな失敗を防ぐことにつながるとのことでした。

そして、ケーススタディでは、お酒との付き合い方、SNS等での情報発信、反社会的勢力や異性とのトラブルなどの不祥事の事例をもとに、自分自身のこととして考える機会となりました。今後の対応としては、まずは自分の意志で断る勇気を持つこと。次に断ることに失敗してトラブルに巻き込まれたとしても、信頼のおける人に相談したり、打ち明けたりする勇気を持つこと。この2つの勇気が大事なことを学びました。

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写真提供/ヴィッセル神戸

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