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人材育成

urawa

2019/08/29

「コミュニケーション研修(ロジカル編)」開催(浦和レッズユース)

8月21日(水)、浦和レッズユースチームを対象に「コミュニケーション研修(ロジカル編)」が開催されました。

講師は、Jリーグトップパートナーである株式会社アイデム 人と仕事研究所のパートナー講師である橋本友さん。新人研修をはじめ、これまでにも多くのJクラブで講師を務めていただいています。

今回のテーマは「ロジカルシンキングを活かして、コミュニケーションを取ろう」です。論理的思考=物事をシンプルに考える。それをどう伝えていくか。 今、チームで選手達に「コミュニケーション」、「要求すること」を常に伝えている中でピッタリな研修です。

まずは、伝える力のチェックをするためのワークを2人1組で行いました。うまく伝わらない組もあり、伝える難しさを実感していました。ワークの振り返りシートでは話し手も聴き手も両方チェックし、「コミュニケーションはうまくいかない場合、どちらか一方が悪いということはない。どちらにも原因はある」、「コミュニケーションというと伝える方が一生懸命になりがちだが、実は主導権を握っているのは聴き手。聴き手がコミュニケーションでは一番大切」という言葉に聴き手の意識も重要な要素だということがわかりました。

ここから伝え方中心の具体的な手法に話は移っていきます。短い時間で多くの人に理解してもらえる伝え方を学び、ハーフタイムでの話し合いの場で効果を発揮すると感じました。ただし、すぐに取得できるものではないので、日常的に自分が思ったり考えたりしたら、それに対して“何故ならば”と自分なりの理由を考える訓練が必要となります。「結果が明白であること」、「根拠があること」これがロジカルの基本になっているので習慣付けていくことが大切です。

そして、伝わらない話、聴くのが嫌になる話には特徴があると言うこと。①何が言いたいのかわからない。②いつ終わるのかわからない。

しっかり話を聴いてもらうために必要なことは、“結論を先に言う”、“根拠を示す”(事実に基づいて)。まず何を伝えたいのか。その理由は何か。更に話の終わりが見えていると聴く方も集中して話が聴けることも大事なこと。意識しながら実践あるのみです。

「人と人の価値観が全て合うことはない。なので行き違いは起きます。色々な価値観があるので同じ言葉でも同じものを思い浮かべられないのが現状です」という講師の方の話からすると、相手の立場に立って相手が理解しやすいような言葉を使い、話すことが大切なことだとわかりました。

参加した選手からは「後方の選手として、前へのコーチングを簡潔に自分の考えをしっかり伝えられるように学んだことを活かせるように意識したい」、「コミュニケーションを取ることが苦手だったけど、手法を学んだことで意識して取り組みたい」などの感想がありました。

この研修を通して自分の考えをしっかり伝えるために必要なことを学びました。それぞれが思いやりを持って、より良いグループになるために努力していきたいと思います。

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写真提供/浦和レッズ

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