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人材育成

sapporo

2019/09/13

「リスクマネジメント研修」開催(北海道コンサドーレ札幌)

8月28日(水)、北海道コンサドーレ札幌のトップチーム全選手を対象に「リスクマネジメント研修」が開催されました。

講師は、千田直人さん(プリンシプル・コンサルティング株式会社 代表取締役)。今までにも多くのJクラブ向けにリスクマネジメント研修の講師を務めていただいています。

プロサッカー選手は、様々な場面で注目される存在。生活の中に潜んでいるリスクについて、サッカーだけではなく他のスポーツの事例なども交えながら選手達にお話いただきました。

リスクマネジメントの基本、それは「予防」にまさるリスクマネジメントはないということ。そして、予兆をうまく使えば重大事故や不祥事を防止できるということ。大小様々な不祥事事案があるけれど、まずはこの基本を押さえること、という千田さんの言葉に選手達は大きくうなずいていました。

様々なリスクが潜む日常生活にあって、特に失敗しやすい、不祥事事案となりやすい事項として最初にあげられたのは「お酒」。実際に「どのようなことを気を付けますか?」という質問が千田さんから選手達に向けられ、暴力、ケンカ、事故やケガ、SNSへの不適切な書き込みなどがあげられました。このような、様々なリスクを日頃から把握し、考え、自分に合った対策を講じるべきということを学びました。

その後、「対人関係」「お金」についても、実際に起きた事案をもとに学び、選手たちは「自分だったら、どのように防ぐか」「もし起こってしまったときにどうするか」、自分の立場に置き換えて話を聞いていました。

参加した選手からは、「断る勇気、身近な人に打ち明ける勇気が大切だと感じた」「当たり前だと思っている日常を大切に思う気持ちが大事」「Jリーグの価値を下げてしまうような行動は絶対にしない」「自分が思っている以上に注目される存在だということを忘れずに生活していきたい」と一人ひとり、それぞれの視点で感じることがあったようです。

不祥事を起こしてしまうと、自分が批判されるばかりではなく、自分の家族まで批判にさらされてしまいます。未然に防ぐことが一番大切ですが、もし起こってしまったとき、身近な人に相談する勇気も必要だということ。プロサッカー選手としての自覚をしっかり持たなければならないということを、改めて自覚する有意義な時間となりました。

写真①(北海道コンサドーレ札幌) 写真②(北海道コンサドーレ札幌)

写真提供/北海道コンサドーレ札幌

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