C大阪も公式戦7試合負けなしと好調だ。第14節の“大阪ダービー”に勝って勢いに乗ると、浦和、湘南にも勝って3連勝。6月に入ってからも天皇杯2回戦で関西大に勝ち、ルヴァンカッププレーオフステージでも湘南に勝利して、プライムステージへ勝ち上がっている。
広島とC大阪の共通点は、チームが好調なところだけではない。守備が安定し、無失点試合が増えている点、得点力が向上し、複数得点が奪えるようになっている点も共通していて、勢いのある若者がけん引しているところも同じだ。
C大阪は5月度の『2022明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP』を受賞した毎熊 晟矢がチームに勢いをもたらしている。今季長崎から加入した桜の背番号16は、5月に入ってポジションを勝ち取ると、1カ月で3ゴール2アシストの活躍。6月に入ってもルヴァンカッププレーオフステージ2試合に出場して、右サイドから得点チャンスを生み出している。今節は経験豊富な柏 好文、佐々木 翔と対峙することが予想される中で、毎熊は持ち味のアグレッシブなランニングや質の高いクロス、シュートをどこまで出していけるか。白熱した攻防が繰り広げられることは間違いないだろう。
広島は満田 誠がチームを引っ張っている。5月は2得点を挙げて、ルーキーイヤーですでに4得点3アシストをマーク。6月に入っても結果を残し続けており、天皇杯戦2回戦で先制点を挙げ、ルヴァンカッププレーオフステージでは第2戦の終了間際に勝ち上がりを決定づける得点を挙げてみせた。紫の背番号39は今節、リーグ屈指のダブルボランチと形容できる奥埜 博亮と原川 力と対峙しても、攻守に躍動感のあるパフォーマンスを見せて、結果を残すことができるか。
攻守において充実している好調なチーム同士がぶつかる今節、果たしてどちらが勝利を奪って上位に食い込んでいくか。そして、いまが旬の毎熊と満田のどちらがチームを勝利に導くプレーを見せるか。18日19時にエディオンスタジアム広島でキックオフする試合は、とても興味深い一戦になる。
[ 文:寺田 弘幸 ]