EAFF E-1 サッカー選手権の韓国代表戦から中2日で先発出場した町野 修斗は、代表での勢いそのままにゴールが期待されたが、不発に終わった。しかし週明けのトレーニングでは、すでに気持ちを切り替えて札幌戦へ照準を合わせている。今節までは1週間空くため、万全のコンディションに備えることができる。町野は「内容もそうですけど、やはり結果を示していきたい」とギラつく。「ボールを保持しながら、どうゴールに迫っていくかを求められた」と話す日本代表では、「リスタートもそうですし、切り替えも速く、サッカーがかなり違いました」と苦労したそうだが、目標としていた3得点を決めるなど結果は残した。
しかし、言うまでもなくこれで満足しているわけではない。町野は次の日本代表活動に招集されるために、「代表での強度を基準に自分を追い込んでいきたい」、「8月は結果を残し続けるしかない」と自分に厳しく矢印を向けている。その言葉どおり、湘南を勝利に導いてくれるだろうか。
湘南がホームに迎えるのは勝点25で並んでいる札幌。前節はホームで名古屋と対戦し、31分に深井 一希のゴールで先制したが、67分に追いつかれ、81分には逆転を許してしまう。しかし、90+2分に青木 亮太がゴールを決めて、辛うじて勝点1を積み上げた。
「選手たちは落ち着いて、『何がなんでも勝点を取るんだ』という強い気持ちを見せて戦ってくれた。最後まであきらめない気持ちが同点ゴールにつながった」とペトロヴィッチ監督は選手を称えた。ただ、これで5試合勝ちなし。勝利まで手が届きそうで届かない、もどかしい日々を過ごしているが、前節のあきらめない姿勢を継続して、湘南戦で勝利をつかみ取れるか。
ボトムハーフは依然として混戦状態。この“シックスポイントマッチ”で勝てば上位浮上のきっかけになり得るが、負けてしまえば停滞し、降格圏へ沈んでいってしまう可能性が大いにある。
3試合勝ちなしの湘南と5試合勝ちなしの札幌が相まみえる今節で、どのような結果が待ち受けているだろうか。今後の行く末を占う意味でも、重要な一戦になる。
[ 文:舞野 隼大 ]
