その中で迎える今節。相手はここまでリーグ2位タイの25ゴールを挙げている札幌だ。山口監督は「どんな相手にもブレないやり方をされる方」とペトロヴィッチ監督の印象を語った上で、「攻撃力があって、特徴と形のあるチームというのは意識づけして、それに対しての守備の考え方をやっているところ」と、この試合へ向けての準備を明かす。
その札幌は前節、ホームでFC東京を5-1と粉砕。開始8分に先制できたこともあり、「思いどおりの試合にもっていけた」とペトロヴィッチ監督。「われわれの攻撃的なスタイルが成熟されている。私がニュートラルなファンだったならば、私は札幌の試合を好んで観るだろう。そのくらい攻撃的な試合を見せられている」と自チームを称賛した。
また、宮澤 裕樹は「チームとしてはポゼッションを意識している」と前置きした上で、「今日(FC東京戦)のようにチャンスがあればどんどんショートカウンターで前の選手のスピードを生かしていく攻撃もやっていきたい」と、浅野 雄也や小柏 剛らを生かした速攻にも手ごたえをにじませている。
札幌が開始15分以内に奪ったゴール数はここまで『8』。守備に課題を抱える湘南としては、まずは立ち上がりを耐えしのぎたいところだ。
昨季、湘南はホームで行われたJ1第24節で、札幌に1-5と大敗している。爆発的な攻撃力を持つ札幌を零封するのはかなり難しいミッションだが、達成できるか。それをかなえられればこの上ない自信がつき、再浮上のきっかけとなるに違いない。
[ 文:舞野 隼大 ]
