ホームの京都は5勝6分11敗の勝点21で、現在18位。前節はアウェイで福岡と対戦した。47分に原 大智の2試合連続となるゴールで先制し、後半アディショナルタイムに同点に追いつかれるも、終了間際のラストプレーでカウンターから宮本 優太が決勝点を挙げて、劇的な勝利となった。曺 貴裁監督就任以降のアウェイ・福岡戦では2試合とも敗れていたが、イヤなジンクスを打ち破れたこと、今季初の連勝を達成できたことなど、価値のある勝利となっている。
6月以降は3勝2分1敗という好成績を収めている。7月10日には天皇杯3回戦で清水と対戦し、ビハインドで迎えた後半に3得点を決めて3-1でラウンド16への切符を手にした。曺 貴裁監督は「後半にギアを上げて逆転できることは、このチームに足りなかったもの」とひさびさの逆転勝利を評価しており、リーグ戦へ好影響をもたらすことを期待している。
アウェイの浦和は9勝5分8敗の勝点32で、現在9位。前節はホームで湘南と対戦した。前半に先制点を奪われたが、後半に渡邊 凌磨とチアゴ サンタナのホットラインによって2ゴールを奪って逆転に成功。しかし、90分、90+2分と立て続けに2失点を喫してまさかの敗戦となった。ペア マティアス ヘグモ監督は「最後の5~6分までは、相手にあまりスペースを与えない戦いができていたと思います」と評価しつつ、「試合の締め方の教訓としてしっかり学ばないといけない」とショッキングな敗戦に言及している。
今節に向けて1つポイントとして挙げられるのは、両チームの試合間隔の違い。京都は先週日曜日の福岡戦から中2日で天皇杯を戦い、そこから中3日で今節を迎える。福岡、静岡、京都という長距離移動が重なったこと、離脱中の選手が複数いる関係で天皇杯でも半分以上の主力選手を温存させずにプレーさせたことが、コンディション面にどれだけ影響するのかは悩みの種だ。一方の浦和は週中に試合がなく、1週間の準備期間を経て京都へ乗り込むことになる。
また、選手の追加登録が可能となる第2登録期間が7月8日から開いており、夏の新戦力が今節から出場可能となる。京都は米本 拓司とラファエル エリアス 、浦和は本間 至恩と二田 理央を獲得しており、彼らが新たなユニフォームに袖を通してピッチに立つかもしれない。ラファエル エリアスは「来日してからさまざまなことを取り組んできた。京都サンガが必要とするプレーで、チームに貢献したい」とJリーグデビューに向けて意欲的なコメントを口にしている。
両チームによる前回対戦は5月15日に行われた第14節。ホームの浦和が安居 海渡、渡邊、チアゴ サンタナの得点により3-0で快勝している。京都はその4日後の第15節・広島戦にも敗れて5連敗を喫したが、その後は内容・結果ともに復調の兆しを見せており、2カ月前とは異なる試合にしようと意気込んでいるはずだ。試合はサンガスタジアム by KYOCERAで18:30にキックオフを迎える。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

