ホームの京都は10勝8分13敗の勝点38で、現在15位。前節は札幌と対戦し、0-2で敗れた。前半にCKから先制点を許すと、後半には左サイドを破られて追加点を奪われてしまい、5試合ぶりの敗戦となった。
試合後、ク ソンユンは「修正すべき課題がたくさんあった。内容的には決して悪いものではなかったと思っているが、ウチが準備してきたサッカーを出させないように札幌も気迫を持ってやっていた。そうした部分も含めて、次節は勝利できるように良い準備をしていきたい」とプレー面、そして精神面も含めた巻き返しを誓っている。
アウェイの神戸は18勝7分7敗の勝点61で現在2位。前節は浦和と対戦し、1-0で勝利した。16分に右CKを獲得すると、初瀬 亮が左足で上げたボールを武藤 嘉紀が頭で決めて先制する。32分には宮代 大聖のPKがGK西川 周作に防がれてしまい、後半は押し込まれる展開が続いたが、総失点数がリーグで3番目に少ない自慢の堅守で逃げ切って5連勝。町田を抜いて2位に浮上している。
試合後、前川 黛也は「DF陣だけじゃなく、前線の選手もあれだけハードワークして守備のときも全体が強度高くやってくれると僕ら守備陣もラクですし、(相手が攻めて)来てもラクに対応できる。全体の守備の意識が高いからこそ、こういう試合も勝ち切ることができた。これは続けていきたい」と手ごたえを口にしている。
両チームの前回対戦は4月に行われた第10節。アウェイへ乗り込んだ京都は、前半終了間際に与えたPKをク ソンユンが止めると、後半に右CKから原 大智が頭で押し込んだゴールが決勝点となり、昨季のJ1チャンピオンに勝利。京都はホームでその再現を、神戸はアウェイへ乗り込んでリベンジを狙う一戦となる。
京都は、一時は最下位まで転落した状況から、6月以降は8勝4分3敗と勝率5割超えの好成績で降格圏を脱出した。ただ、下位グループが大混戦となっており、降格圏の18位と勝点差6という気の抜けない状況が続いている。良い流れが続いているだけに、ここで歩みを止めるわけにはいかない。
神戸としては、首位と勝点差1という状況まで上がってきただけに、この勢いで5月以来の首位へと返り咲きたいところだ。水曜日にはAFCチャンピオンズリーグエリートリーグステージ第2節・山東(中国)戦をホームで戦い、宮代と酒井 高徳のゴールにより2-1で大会初勝利を挙げている。肉体的にも精神的にもタフな試合を制した一方、試合間隔が1週間空く京都と違って、中3日で今節へ挑むことになる。
試合が行われるのはサンガスタジアム by KYOCERA。2週間前の前々節・京都vsG大阪ではチケットが完売し、同スタジアムの最多入場者数を更新する大賑わいとなった。素晴らしい雰囲気の中での熱戦となった一方で、試合後はJR亀岡駅で入場規制が行われ、帰宅に時間がかかるということがあった。今節も関西勢同士の対戦で一部座席ではチケットが売り切れるなど、たくさんの来場者が予想される。現地観戦される方は、余裕を持ったタイムスケジュールを組んでおいてもらいたい。試合は14時キックオフ。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

