この両チームは、全体が連動して激しくボールを奪いにいき、そこから縦に速い攻撃を仕掛けることを信条とする。田坂監督も「われわれの特徴というのは一体感をもって戦うこと」と話しているが、統率や規律、そしてファイトするところが重要だ。逆に言えば、チームとして狙っているプレーができない選手のところ、戦えない選手のところが弱みとなる。今節は長かった5連戦地獄がようやく終わり、1週間空いて臨める試合。フレッシュな状態で戦えるため、より一層激しい肉弾戦が見込まれる。だからこそ、穴があればハッキリと浮き上がってしまうだろう。
金沢は、クラブ史上最高順位となる10位と勝点8差をつけられている。残り3試合で、その達成はほぼ不可能となってしまった。ただ、チーム状況は上向きであり、来季に向けた希望をホーム最終戦に集うサポーターに見せたい。そして栃木はクラブ史上最高の8位まで勝点3差。この試合がシーズン最後のアウェイゲームとなるため、ここを乗り越えて良い形でホームに戻りたい。
[ 文:村田 亘 ]