J1昇格を懸けて残り14試合に臨む2チームだが、新潟は2試合、山形は3試合勝ちなしが続いている。
新潟は水戸に0-4で敗れた前々節から修正し、前節・北九州戦で攻守にアグレッシブな本来のスタイルを取り戻したが、15本のシュートを決め切れず0-0に終わった。7日に26歳の誕生日を迎えた谷口 海斗は、「チームを勝たせるプレーにこだわりたい」と無得点に終わった前節の悔しさをばねに11得点目を目指す。人生で初めて買ったという、愛車にちなんだゴールパフォーマンスも注目だ。
守備では前節、9試合ぶりにCBで先発起用された早川 史哉の安定感も見どころだ。相手FWにジャンプ力で競り勝ち、ラインコントロールで駆け引きにも勝つと、縦パスで攻撃を加速させた。「チームは戦う姿勢が出てきたので、継続しながら得点することを追求したい。練習から厳しさを出せたら」と今節に備えている。
山形はピーター クラモフスキー監督体制になり12戦負けなしと好調を続けてきたが、ここ2試合は連敗中。前節・水戸戦は序盤からハイプレスに押し込まれ先制されると、後半は守備に重心を置く水戸のゴールに迫るが、15本のシュートは精度を欠いて無得点に終わった。ただ、相手のカウンターに苦戦しつつも、最少失点に抑えた。
今節はU-20日本代表候補合宿で離脱していた半田 陸と樺山 諒乃介が復帰する。前節で加藤 大樹が離脱したこともあり、樺山が加入後初先発の可能性も考えられる。また8月に加入が発表されたマルティノスも練習に合流している。山形はここから新潟、長崎、京都との上位3連戦と重要な局面を迎える。その初戦で勝つためにも、フレッシュなパワーが流れを変える起爆剤になるか。
新潟もU-20日本代表候補合宿から藤田 和輝、三戸 舜介が戻る。こちらも昇格争いに食らいつきたいチームに刺激を与えられる存在になるか注目だ。
[ 文:野本 桂子 ]

