開幕戦の相手は琉球。昨季の琉球はスタートダッシュに成功し、開幕から無敗街道を突き進んでいたが、明治安田J2第9節で町田に初黒星をつけられた。特に琉球にとって、町田は因縁の相手だ。琉球は2019年にJ2に昇格して以降、町田戦は6試合未勝利と相性が良くない。ボール保持を志向している琉球と、ボール奪取からのカウンターで力を発揮する町田。そうしたチームカラーのかみ合わせが、過去の戦績に表れていると言っていい。
ただし、ランコ ポポヴィッチ監督体制3年目の町田は、ボール保持から遅攻を仕掛ける展開に自信を持ちつつある。ホームゲームであることを踏まえても、町田が多くの時間帯でボールを掌握し、琉球を押し込む展開で試合が推移する可能性もある。もちろん、開幕戦特有の堅い展開になることも想定される。琉球がボールを掌握し、町田がボール奪取からのカウンターを狙う。そうした昨季までのありがちな試合展開では収まらないかもしれない。
昨季の主力選手が残留し、「チームの成熟度が深まっている」(平戸 太貴)という町田。対する琉球は風間兄弟や知念 哲矢ら、主力選手が移籍し、チームをある程度作り変える必要性に迫られた。成熟の町田か。フレッシュな琉球か。果たして、開幕白星スタートを切るチームは?
[ 文:郡司 聡 ]
