岩手と対戦した開幕戦で「スピードを出せる選手が前線におらず、相手が守備をする際にラクになってしまう」(尹 晶煥監督)という課題が出た千葉は、前節・琉球戦でスピードのある高木 俊幸とサウダーニャを先発起用。彼らを中心とした縦に速い攻撃やカウンターで相手守備陣を脅かし、複数得点を挙げた。終盤には押し込まれる場面も目立ったが、「我慢強く最後は守れた」と新井 一耀は話す。
今節もその勢いを維持したいところだが、3月1日に千葉はトップチームの3選手が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたこと、所轄保健所から選手10名が濃厚接触者に特定されたことを発表。主力選手がメンバーから外れることも考えられ、苦しい戦いになることが予想される。ただ、だからといってホームで負けるつもりは毛頭ない。出場可能な選手たちがそれぞれベストパフォーマンスを発揮すれば、勝利への道は開けるはずだ。
対する山形は開幕戦で群馬に完封負けを喫したものの、前節の熊本戦で3得点を挙げて完封勝利。シュート数は5本と決して相手を圧倒できたわけではなかったが、ピーター クラモフスキー監督は「やりたい攻撃の形ができていたと思うし、守備も強くできていた。どの局面でも非常に良いパフォーマンスだった」と評価する。
熊本戦で見られたのは、「相手の3バックの脇を積極的に狙っていた」(加藤 大樹)意図のある攻撃。今節もスペースを突く効果的な攻めを披露し、連勝を飾りたい。
[ 文:藤井 匠 ]
