いずれも昨季J1から降格し、1年でのJ1復帰を目指す昇格争いのライバル同士。今季はスタートから大混戦を予感させるリーグにおいて、横浜FCは現在、唯一2戦2勝で単独首位に立つ。大分は新型コロナウイルス禍の影響で第1節・水戸戦とJリーグYBCルヴァンカップAグループ第1節・鹿島戦が開催延期となり、リーグ戦は現在1試合を戦って1引き分けの15位だ。延期となった試合がリスケジュールされ、ルヴァンカップを含む11連戦というタフな日程をこなす大分にとって、今節はその3戦目。昇格争いのライバルにスタートダッシュからの独走を許さないよう、早いうちに土をつけておきたいところだ。
前節の甲府戦(1△1)では活動停止明けのコンディション不全とアウェイでの強風に苛まれ、今季のスタイルを十二分には体現できなかった大分。中2日で迎えた今季初のホームゲーム、ルヴァンカップAグループ第2節・G大阪戦(2△2)では先発全員を入れ替え、新戦術の順調な浸透とチームの底上げを示した。それから中3日でのホーム連戦となる今節は、甲府戦に出場したメンバーも早くホームスタジアムのピッチに立ちたくてウズウズしているはずだ。
J2降格にもかかわらず昨季までのメンバーが多く残り、下平 隆宏新監督の下、新たなポゼッションスタイルで生まれ変わった大分と、J1残留のために積極補強した戦力を継続しつつ、四方田 修平新監督の“ミシャ式”により結果を求めている横浜FC。巷で“J1昇格候補本命”と言われる両軍が、今節、どのような戦いを繰り広げるかが注目される。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
105 大分トリニータ 1.webp)