前節の町田は首位で無敗の横浜FCを相手に先制されながらも追いつき、ドローに持ち込んだ。[3-4-2-1]の新布陣がある程度機能し、チーム全体のプレー強度も復調傾向。「前後半を通して、われわれらしく戦えた」とランコ ポポヴィッチ監督もチームの奮闘ぶりに一定の評価を下している。
今節対戦する徳島はダニエル ポヤトス監督の下、ボール保持に長けたチームだ。そのため、試合の構図は徳島がボールを握り、町田がストロングポイントであるボール奪取からのカウンターを狙う展開になるだろうか。連戦下であるため、先発メンバーは不透明だが、徳島には2018年に町田でプレーした杉森 考起や、2021年に水戸に在籍していた当時、町田GIONスタジアムで点を取っている藤尾 翔太ら、町田にとっては因縁のある選手も在籍している。また4月28日に選手登録が完了した新外国籍選手・エウシーニョの出番はあるのか。徳島には注視すべき選手が多い。
第12節を終えて、両チームは失点数が少ないことも特筆すべきポイント。町田はリーグで2番目に失点が少なく、徳島はリーグ最少失点チームだ。強固な盾を誇る両者の対戦は、やはりロースコアの展開となるのか。それとも、データに反して打ち合いになるのか。いずれにせよ、白熱の攻防が展開されるに違いない。
[ 文:郡司 聡 ]
