山形は第8節・岡山戦が再試合となることが決まっているが、消化試合が1つ少ない状況で5位につけ、自動昇格圏までは勝点9差。逆転の可能性は十分に残されているが、今節に向けては非常に苦しい状況に立たされている。水曜日にアウェイで第16節・岩手戦を行い、中2日で今節に臨むことになる。岩手戦は直近の第21節・水戸戦から先発メンバーの入れ替えは4人にとどまった。現在、ケガや年代別代表への参加で離脱中の選手が多く、3試合連続で先発する選手も相当数いることが予想される。また、岩手戦は一時1-3とリードされる展開となり、追い上げるために多くのパワーを注ぎ込んだ。最後には追いつき勝点1を持ち帰ったが、消耗の影響が少なからず残りそうな今節、すべてを解決するのは勝点3だ。
13位・甲府は中6日。スケジュール的に問題はないが、このところの成績が芳しくなく、7試合勝利なしで前半戦を終了した。7試合の内訳は6分1敗。6分のうち1試合がスコアレスでほかの5試合は1-1となんとも歯痒い状況だ。
7試合ぶりの敗戦となった前々節・岩手戦から先発1人変更で臨んだ前節・千葉戦も22分に先制を許し、苦しい展開となったが、62分にCKから須貝 英大が決めて追いついた。その後も決定機を作ったものの、逆転までは持ち込めなかった。今節を終えると天皇杯3回戦・札幌戦を挟み、次節・山口戦まで3連戦となる。今節で重い空気を払しょくしたいのは甲府も同じだろう。
今節でJリーグ戦通算の入場者数300万人達成が予想されるNDソフトスタジアム山形。“J2オリジナル10”で当初は下位に低迷しながら進化を続け、J1での経験も積んだ両クラブが対戦する。
[ 文:佐藤 円 ]
