「負けたあと、チームの結果が出ていないときこそ、真価が問われるものだと思う」と奈良輪 雄太。「強いチームはホームで勝つものだし、連敗しないもの。自分たちの問題を改善して、次のゲームにつなげたい」(奈良輪)と、チームとして準備を進めている。その中で、選手1名に新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出たことが発表された。城福監督は「早く治って戻ってきてほしいが、逆に言えばほかの選手にチャンスが巡ってくるということ。チャンスを生かすような場にしてほしい」とコメントしている。
トレーニングではセットプレーの修正、そして「初めて4日、練習で準備する期間を作ることができた。いまこそやりたいことをやろう、と進めている」と城福監督。「見ている人に『こんなチームはJ2にいなかった』と思われるような、クレイジーな部分もあるサッカーをしたい」と宣言しており、高い強度で、それに東京Vらしい魅力的なサッカーを構築しつつ勝利を目指す。
前節・町田戦からナチョ フェルナンデス監督が指揮を執っている琉球は、その初戦を0-1で落として7戦勝ちなし。依然として最下位に沈んでいる。新体制の印象について、東京Vの城福監督は「以前と比べて相当変わっている」と述べた。「ポゼッションを重視していると認識していたが、前節から相当、前への意識が強くなっている。アグレッシブな守備と奪ってからのカウンター、クロスの本数も多くなった」(城福監督)。東京Vのパス回しを引っかけて、前線に早いタイミングで入れてくるサッカーが予想される。アウェイで勝点獲得を強烈に意識して臨むだろう。
このカード、東京Vがホームでは2分1敗。琉球のほうが相性の良さがある。今対戦ではどうなるか。
[ 文:田中 直希 ]
