前々節から町田、仙台と上位3連戦を戦っている長崎。ここ2試合は2-1のスコアで連勝している。内容に課題を残しつつも勝ち切る強さを見せ、この大一番を迎えることになった。
対する新潟は前節、ホームで岡山と対戦。13分に先制されたが、前半のうちに島田 譲、伊藤 涼太郎の得点で逆転に成功。しかし、後半開始直後に追いつかれると、その後はペースを握られ、終了間際に勝ち越しを許してしまう。明治安田J2第25節・千葉戦に続き、ホームでの連敗。それまで無敗だったホームで手痛い結果となってしまった。
長崎はリーグ戦10試合負けなし。ファビオ カリーレ監督体制で3勝2分と好調だが、追いかける立場にあって、勝点差8で上位につける新潟との一戦は勝たなければならない。「昇格のためには勝点3が必要な試合」と植中 朝日もチーム全員の思いを代弁する。長崎は勝った場合でも新潟との勝点差は『5』。勝って初めて、逆転昇格への道が見えてくる状況だろう。つまりは敗れれば、その道は極めて険しいものになってしまう。新潟としては岡山戦に続き、自分たちを追走する第2グループとの対戦。連敗するようなことがあれば、昇格レースは混沌としてくるだけに、追走者を振り落としたい。
長崎はカイオ セザール、新潟は舞行龍ジェームズとともに主力を出場停止で欠く。総力戦となるが、このゲームがまさに天下分け目の戦いになることは間違いない。
[ 文:杉山 文宣 ]